ハゼランの花を初めて見たのは、2020年7月24日で、
場所は川崎市中原区井田杉山町で見ることができた。
ハゼランの花は見ていたつもりでいたが、自分が記載している初めて見た花のノートに
ハゼランの記載が漏れていた。
ハゼランの名前の由来には諸説あるが、1つは花がはじける(はぜる)ように次々と咲く様子からという説。
次は種子がはじけ飛ぶ説、最後は赤い丸い果実をはじける線香花火に例えた説がある。
ハゼランの生育環境は自分が見た限りでは、日当たりのよい道ばたに至るところに
生えているのを確認している。
ハゼランの別名は「三時草」と言われているが、自分が植物観察していた限りでは、
午後2時にはしっかり花が開いている。
余談ではあるが、夏の花は特定の時間にならないと花が咲かないものが多い。
ハゼランの花を初めて見たときは、自宅近くを散策していてかなり蒸し暑く、
まだ2020年の梅雨が明けていなかった。
午後2時前後に上記の場所の道端でハゼランの花をパッと見たときに、スマホの時計は午後2時を回っていて、
つぼみから花が開いているものが少なかったが、ハゼランのピンク色の花が開いていて無事撮影することができた。
(上の2点ともハゼランの花 2020年7月24日撮影)
(ハゼランの葉)
(ハゼランの全体像)
ハゼラン(スベリヒユ科 APG分類ではハゼラン科)花期7~10月
熱帯アメリカ原産
草丈30~80cmの1年草。
茎は円柱形でまばらに分枝し、直立または斜上する。
葉は近接して互生、葉身は倒卵形で長さ3~10cm、
幅1.5~5cm。
先はややとがり、基部は次第に狭くなって短い葉柄になる。
質はやや肉質で全縁。
花は茎の上部に大きな円錐花序となって多数つき、花弁は5個、
紅紫色で大きさ6~7mm。
花は午後に開き、翌日午前中に萎む。
果実は球形、大きさ3~4mmで光沢がある。
花言葉は「真心」や「「永遠にあなたのもの」