・ヒメアマナの花・キバナノアマナとの違いを紹介しています。
ヒメアマナの花を初めて見た日
ヒメアマナの花を初めて見たのは、2021年3月26日に、茨城県で見ることができた。
(ヒメアマナの花)
ヒメアマナの名前の由来
ヒメアマナの名前の由来は、漢字表記は「姫甘菜」で、アマナに似ているが、全体が小型であるために名付けられた。
しかし、アマナとは花の形・色が全然似ていない。
また植物名の頭に「ヒメ」とつくものは、小さいことを意味する。
ヒメアマナの生えている場所
ヒメアマナの生えている場所は、自分が見た限りでは、整備があまり行き届いていない河川敷の原っぱで見ることができた。
キバナノアマナとの違い
厄介なのが、キバナノアマナの花に似ていて、判別に迷ってしまう。
違いはまず花の付き方
- キバナノアマナ まばらにつく
- ヒメアマナ 集まってつく
(参考 キバナノアマナの花)
(ヒメアマナの花)
また株の付き方も明らかに違い
- キバナノアマナ ヒメアマナより、しっかりしている
- ヒメアマナ 貧弱な株が多い
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。
キバナノアマナの記事はこちらからどうぞ
キバナノアマナの花を紹介しています。
ヒメアマナを見た経験談
ヒメアマナの花を初めて見たとき、茨城県の野焼きした河川敷を3回探したが、見つけることができない。
また天候も怪しくなり、今にも雨が降り出すかと、かなり焦る。
河川敷を川沿いに歩き、開けた草地に出ると、やっとの思いで、ヒメアマナの花を見つけることができた。
(ヒメアマナの花)
空が暗い曇り空であるにも関わらず、ヒメアマナの花はしっかり開いていた。
ヒメアマナの株数は極端に少なく、河川敷が整備されてしまうと、絶滅してしまう危険がある。
しかし、現地でヒメアマナを観察をしていて、自分が思っていた以上に株数が多く、被写体を選ぶのに迷うほどであった。
ヒメアマナは国の絶滅危惧種に指定されているため、いつまでも生存できる環境が残ってほしいと願うばかりである。
(ヒメアマナの花)
ヒメアマナ(ユリ科)花期3~4月
分布 北海道・本州・九州
絶滅危惧ⅠB類(EN)
草の高さ5~10cmの多年草。
茎は広卵形で長さ8~15mm。
葉は1個根元から出て、長さ10~20cm、幅が2mm程度と狭い。
花は花茎の先に苞葉(ほうよう)が2個あり、その先に淡黄色の花を数個つける。
ちなみに苞葉とは、花の芽を包む葉を指す。
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