
・ヒロハコンロンソウの花・コンロンソウとの違い・ヒロハコンロンソウを見た経験談を紹介しています。
ヒロハコンロンソウの花を初めて見た日
ヒロハコンロンソウの花を初めて見たのは、2017年4月22日に、東京都八王子市・高尾山で見ることができた。
(ヒロハコンロンソウの花 2025年5月1日撮影)
ヒロハコンロンソウの名前の由来
ヒロハコンロンソウの名前の由来は、不明とされている。
ただコンロンソウは、花の白さを中国の崑崙(こんろん)山脈の雪に見立てた説が1つ。
黒っぽい実の色を、南シナ海の伝説の島である崑崙島に住む、褐色の肌色をした崑崙坊に例えた説とある。
次にヒロハは、コンロンソウの葉っぱに比べて、広いことから。
また栃木県日光湯元・蓼の湖(たでのうみ)で発見されたので、別名 タデノウミコンロンソウとも言う。
ヒロハコンロンソウの生えている場所
ヒロハコンロンソウの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の沢沿いに生えているのを確認することができた。
コンロンソウとの違い
厄介なのが、コンロンソウに似ていて、判別が難しいと感じる。
違いは葉っぱの形
- コンロンソウ 細長く、先端がとがり、縁がギザギザしている
- ヒロハコンロンソウ 丸まっていて、縁はギザギザしているが、コンロンソウより粗い
(参考 コンロンソウの葉)
(ヒロハコンロンソウの葉)
(参考 コンロンソウの花)
(ヒロハコンロンソウの花)
両者の違いは、葉っぱの形を確認すれば、間違えることは無い。
コンロンソウの記事はこちらからどうぞ
コンロンソウの花・コンロンソウを見た経験談を紹介しています。
ヒロハコンロンソウを見た経験談
2025年5月1日、タチガシワの花を目当てに、東京都八王子市・高尾山を訪れる。
高尾日影沢に着いて、旧ウッドデッキを通り過ぎ、小仏川沿いを歩いていると、アブラナの仲間の花が目に入った。
よく見ると、葉っぱが丸まっていることから、ヒロハコンロンソウの花であることがわかった。
(ヒロハコンロンソウの花 2025年5月1日撮影)
(ヒロハコンロンソウの葉)
ヒロハコンロンソウの花は白色であるが、春の終わり~初夏の山地は目立つ花が多く、名前や特徴を知らないと、見過ごしてしまう。
それでも、初夏の手前の沢沿いを歩いていて、ヒロハコンロンソウの白色の花が咲いている姿は、意外と目に入る。
(ヒロハコンロンソウの全体像)
ヒロハコンロンソウの白色の花は、初夏の季節によく似合う。
またヒロハコンロンソウの白色の花が咲くと、山地の沢沿いに初夏が訪れたことを実感する。
(ヒロハコンロンソウの花 2025年5月1日撮影)
ヒロハコンロンソウを含めたコンロンソウ類は、数多くあり、判別に苦労させられる。
しかし、決定的な違いは葉っぱの形で、葉っぱの形を確認すれば、間違えることは無い。
ちなみにヒロハコンロンソウは、花付きは地味であるが、生息地の環境が悪化していることから、普通に見られる植物では無い。
上記のことから、地方自治体によっては絶滅危惧種に指定されている。
高尾山のヒロハコンロンソウの花は見ごろを過ぎていたが、咲いているものもあり、なんとか撮影することができた。
(ヒロハコンロンソウの花 2025年5月1日撮影)
ヒロハコンロンソウ(アブラナ科)花期4~7月
分布 本州(中部地方以北)
根元に水が流れているような谷川の縁などに生える。
山地に多く、標高の高い場所まで分布し、亜高山帯の沢などでも目にする。
高さは大きくても50cmほどで、一般にコンロンソウより背が低い。
葉の表面にのみ短い毛が生える。
コンロンソウとの確実な相違点は、葉の裏側を見ると、ヒロハコンロンソウは全く毛が生えていないことである。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)









