イヌナズナの花

イヌナズナの花ナズナとの違いイヌナズナを見た経験談を紹介しています。

イヌナズナの花を初めて見た日

イヌナズナの花を初めて見たのは、2022年3月20日に、東京都八王子市・高月水田で見ることができた。

イヌナズナの花(イヌナズナの花)

イヌナズナの名前の由来

イヌナズナの名前の由来は、ナズナに似ているが、食べられないところから名付けられた。
ちなみに植物名の頭に「イヌ」と表記されるものは、役に立たないことを意味する。

イヌナズナの生えている場所

イヌナズナの生えている場所は、自分が見た限りでは、畑のふちに群生しているのを確認することができた。

ナズナとの違い

厄介なのが、名前が被っているナズナとは明らかに違う。

違いは花の色

  • ナズナ 白色
  • イヌナズナ 黄色

ナズナの花(参考 ナズナの花)

イヌナズナの花(イヌナズナの花)

両者の違いは、花の色を確認すれば、間違えることは無い。

ナズナの記事はこちらからどうぞ

イヌナズナを見た経験談

2022年3月17日、春の花を目当てに、東京都八王子市・東京薬科大学薬用植物園を訪れたとき、花に詳しいおじ様に出会う。

花の話をしているときに、八王子市側・拝島橋の左側にイヌナズナの花があることを教わる。
しかし、八王子市側・拝島橋の左側と言われても、地図を見る限り結構広い。

拝島橋周辺・イヌナズナの生えている場所をインターネットで調べると、高月水田イヌナズナが生えていることがわかり、現地に向かう。

高月水田に着くと、ここが東京都かと思うほど電柱がほとんど無く、広い水田で農作業に手をつけていない状態であった。

田んぼのふちをじっくり見るとナズナに似た黄色の花が目に飛び込む。
近づいてみると、イヌナズナの花は咲き始めであった。

イヌナズナの花(イヌナズナの花)

イヌナズナは名前の由来の通り、実際に見ると、ナズナに姿や形が本当によく似ている。
また高月水田にはナズナも生えていたので、両者の違いがわかるのにちょうどよかった。

しかし今まで植物観察をしていて思ったことであるが、畑や水田は何度も通っているつもりでいたが、高月水田以外でイヌナズナを見たことは1度も無かった。
高月水田がしっかり手入れされている水田であることから、イヌナズナが生えている環境が保全されていると感じた。

初めてイヌナズナの花を見たことに興奮を覚え、20枚近く写真を撮影したが、花が小さいというのと、咲き始めで草も伸びきっていない状態が重なり、満足のいく写真が撮影できなかった。

今後の宿題として、イヌナズナの全体像をわかりやすく撮影することである。

イヌナズナの花(イヌナズナの花)


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イヌナズナ(アブラナ科)花期3~6月
分布 北海道・本州・四国・九州
畑や草地に生え、高さが20cmほどになる。
葉や茎には星状毛(せいじょうもう)と呼ぶ毛が生えていて、毛織物のような感触があり、白っぽく見える。
ちなみに星状毛とは、星の形に似た放射状に伸びた毛をいう。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)


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