ヤマハタザオの花を初めて見たのは、2020年5月31日で、
場所は神奈川県横浜市戸塚区の舞岡公園で見ることができた。

ヤマハタザオの生育環境は自分が見た限りでは、樹林帯の下の草むらに
生えているのを
確認することができた。

植物観察を始めたときに、同じ仲間のハタザオとかなり花付きなどが似ていて判別するのが難しい。
違いはハタザオは4月の終わりごろに花が咲いて、
ヤマハタザオより株付きが太い印象を受けるのに対して、
ヤマハタザオは5月の終わりに花が咲いて、花付きが頼りなく華奢である。
植物観察に慣れてくると違いがわかってくる。

厄介なのがヤマハタザオの花を見つけるのが難しかった。
舞岡公園の草むらや樹林帯の下を隈なく探したが、見つからず水分補給で休んでいるときに、
たまたまヤマハタザオの花が目に留まった。
ヤマハタザオの花自体3~6mmと小さいので本当に見つけづらい。

ヤマハタザオの花を撮影して、花を何度もコンパクトデジタルカメラで撮影したが、
花の色が白色で小さいことも手伝っていて、満足にいく被写体が無かった。
またヤマハタザオの全体像を撮影しておきたかったが、周囲をぼかして撮影する技術が身についておらず、
今後は前に述べたカメラ技術を身につけて、ヤマハタザオの全体像を撮影する宿題が出てしまった。

ヤマハタザオの花(ヤマハタザオの花 2020年5月31日撮影)


ヤマハタザオ(アブラナ科)花期5~7月
分布 北海道・本州・四国・九州
山地の草地や林縁に生え、高さ30~80cm。
茎は星状毛と単毛がある。
根生葉はロゼット状、茎葉は茎を抱き、
ともに波状の鋸歯がある。
茎頂に総状花序をだす。
角果は果軸に平行してつき、長さ2~6cm。
(山渓ハンディ図鑑 山に咲く花参照)