・イヌショウマの花・サラシナショウマとの違いを紹介しています。
イヌショウマの花を初めて見た日
イヌショウマの花を初めて見たのは、2021年10月4日に、東京都八王子市・小山内裏公園で見ることができた。
(イヌショウマの花)
イヌショウマの名前の由来
イヌショウマの名前の由来は、サラシナショウマに似るが、利用価値が無いところから名付けられた。
ちなみに植物名の頭にイヌと表記されるものは、利用価値の無い場合によく使われる。
イヌショウマの花言葉
イヌショウマの花言葉は、「逃げる」・「控え目」・「自由」
イヌショウマの生えている場所
イヌショウマの生えている場所は、自分が見た限りでは、林の下に群生しているのを確認することができた。
サラシナショウマとの違い
厄介なのが、サラシナショウマの花によく似ていて、判別に迷ってしまう。
1.花期
これは自分の住んでいる多摩地域を基準にすると
- サラシナショウマ 10月下旬
- イヌショウマ 9月下旬
2.花柄の有無
- サラシナショウマ 有り
- イヌショウマ 無い
3.花の太さ
イヌショウマはサラシナショウマに比べて、花の太さはかなり細い。
(参考 サラシナショウマの花)
(イヌショウマの花)
両者の違いは、植物観察の回数をこなせば、雰囲気でわかるようになる。
イヌショウマを見た経験談
2021年10月初めに東京都八王子市の小山内裏公園のホームページを見ていたとき、イヌショウマの花が咲いたという情報が掲載されていた。
2021年10月4日、イヌショウマの花を目当てに小山内裏公園を訪れた。
小山内裏公園のホームページによれば、公園内の内裏池の東側に生えていると掲載されていたので、現地に向かう。
すると、白色の棒状の花がたくさん咲いているのが目に飛び込んできた。
近づいて見ると、イヌショウマの花が咲いているのを確認することができた。
(イヌショウマの花)
イヌショウマの花を初めて見たとき、サラシナショウマの花より、細いと感じた。
また、花がどこか「アイスキャンディーのように見えてしまうのは自分だけだろうか?」と思ってしまう。
(イヌショウマの花)
イヌショウマの花は、内裏池の東側・青色の金網の内側に咲いていたが、金網から飛び出して、咲いている株もあった。
(イヌショウマの花の群落)
イヌショウマの花がたくさん咲いていたので、被写体を選ぶのに迷うほどであった。
無事イヌショウマの花を撮影することができた。
(イヌショウマの花)
(イヌショウマの葉)
イヌショウマ(キンポウゲ科)花期8~10月
分布 本州(関東~近畿地方)
山地の林下に生えるが、湿り気のある場所を好むので沢沿いなどに多い。
花軸(かじく)から直に花が咲く。
ちなみに花軸とは、花をつける枝や茎をいう。
花びらはすぐに落ち、多数の雄しべが穂状に残る。
高さは70cmほどになり、大きな株では茎の上部で枝分かれする。
花は基部から上部へと咲き進む。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)
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