・ジョウシュウカモメヅルの花・コバノカモメヅルとの違い・ジョウシュウカモメヅルを見た経験談を紹介しています。
ジョウシュウカモメヅルの花を初めて見た日
ジョウシュウカモメヅルの花を初めて見たのは、2024年8月29日に、東京都八王子市・長池公園で見ることができた。
(ジョウシュウカモメヅルの花)
ジョウシュウカモメヅルの名前の由来
ジョウシュウカモメヅルの名前の由来は、群馬県・榛名山で最初に発見したところから名付けられた。
ちなみに上州(じょうしゅう)は、昔の群馬県を指す。
ジョウシュウカモメヅルの生えている場所
ジョウシュウカモメヅルの生えている場所は、自分が見た限りでは、丘陵地の林下に他の植物に絡まって生えているのを確認することができた。
コバノカモメヅルとの違い
厄介なのが、コバノカモメヅルの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。
違いは花の大きさ
- コバノカモメヅル 直径7~9mm
- ジョウシュウカモメヅル 直径12~20mm
(参考 コバノカモメヅルの花)
(ジョウシュウカモメヅルの花)
両者の違いは、花の大きさを確認すれば、間違えることは無い。
コバノカモメヅルの記事はこちらからどうぞ
コバノカモメヅルの花を紹介しています。
ジョウシュウカモメヅルを見た経験談
2024年8月29日、サガミランの花を目当てに、東京都八王子市・長池公園を訪れる。
長池公園内・田んぼをウロウロしていると、茶色の星形の花がたくさん咲いているのが目に入った。
近づいてみると、下のプレートに「ジョウシュウカモメヅル」と表記されていることから、ジョウシュウカモメヅルの花とわかった。
(ジョウシュウカモメヅルの花)
ジョウシュウカモメヅルの花は、名前や特徴を知らなければ、「コバノカモメヅルの花か?」と思ってしまう。
それに花の大きさをパッと見て、判別するのに、メジャーなど測るものが無いと難しい。
(ジョウシュウカモメヅルの花)
ジョウシュウカモメヅルの花はチョコレートに似た茶色の星形なので、目につきやすく可愛い印象を受ける。
しかし、長池公園のジョウシュウカモメヅルの花は、ビッシリ固まって咲いていることから、見方によってはグロテスクに見えてしまう。
(ジョウシュウカモメヅルの花)
ちなみにジョウシュウカモメヅルは、コバノカモメヅルに比べて、株数は少ない。
自分がジョウシュウカモメヅルを見た東京都では、絶滅危惧種に指定されている。
ジョウシュウカモメヅルの花は見ごろであり、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。
(ジョウシュウカモメヅルの花)
(ジョウシュウカモメヅルの葉)
ジョウシュウカモメヅル(ガガイモ科 APG分類ではキョウチクトウ科)花期7~9月
分布 本州(関東~近畿地方)
コバノカモメヅルの変種。
葉は3~11cmの長楕円形~披針形。
先は鋭くとがり、基部は円形~浅い心形。
花は散房状につく。
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