・ジュンサイの花・ジュンサイを見た経験談を紹介しています。
ジュンサイの花を初めて見た日
ジュンサイの花を初めて見たのは、2023年6月10日に、東京都八王子市・長池公園で見ることができた。
(ジュンサイの花)
ジュンサイの名前の由来
ジュンサイの名前の由来は、漢名の蓴(チュン)がなまって、ジュンになり、食用になるので菜をつけたとされている。
古い名前はヌナワで、沼に生え、長い茎を縄に例えて沼縄がなまったものをいう。
奈良時代の書物「古事記」にもヌナワで出てくる。
ジュンサイの花言葉
ジュンサイの花言葉は、「望郷」
ジュンサイの生えている場所
ジュンサイの生えている場所は、自分が見た限りでは、水のきれいな池に生えているのを確認することができた。
ジュンサイを見た経験談
ジュンサイの名前を知ったのは、2023年5月下旬に日本テレビのニュースで知った。
ニュースの内容は、東京都八王子市の長池公園で、2020年にかいぼり(池の水を抜いて掃除)したことによって、ジュンサイやミズユキノシタが復活したと報じていた。
2023年6月10日、ヒメミクリの花を目当てに、長池公園自然館を訪れる。
自然館の中庭で、ヒメミクリの花を見ることができたので、撮影のついでにウロウロしていると、「ジュンサイ」のプレートが目にとまる。
プレートの先を見ると、ジュンサイの花が咲いているのを確認することができた。
(ジュンサイの花)
ジュンサイの花を見ていて、自然館の館長さんが「いいタイミングでジュンサイの花が咲いた。花は2日ほどしか開かない」とおっしゃていた。
自宅に帰宅して、ジュンサイのことを調べると、花は午前中にしか開かない。
(ジュンサイの花)
ジュンサイの花は、自分が思っていたより、かなり小さかった(実際2cmくらい)。
また、ジュンサイは水に浮かんでいて、花はワンポイントに咲いている。
(ジュンサイの花)
館長さんは「ジュンサイは水がきれいな池や沼にしか生えない」こともおっしっていた。
長池公園のジュンサイについては、池のかいぼりを行ったことで、株が復活した。
プレートには長池公園自生と表記されている。
ちなみにジュンサイは東京都では、絶滅の扱いである。
(ジュンサイのプレート)
ジュンサイは自生のものについては、国の絶滅危惧種に指定されていないが、地方自治体によっては絶滅危惧種に指定されている。
後で知ったことであるが、ジュンサイは食用のほうで有名である。
秋田県では、ジュンサイを生産していて、生産量は日本一である。
ジュンサイの花をタイミングよく見ることができたので、花の角度を調整して撮影した。
無事ジュンサイの花を撮影することができた。
(ジュンサイの花)
(ジュンサイの葉)
ジュンサイ(スイレン科 APG分類ではハゴロモモ科)花期6~8月
分布 日本全土
ヌルヌルした寒天質に包まれた新芽は、お吸い物として食用にする。
古い池や沼に生え、根は水中にある。
葉は楕円形で水面に浮き、葉裏の中央から葉の柄が水中に伸びる。
葉裏や葉の柄はヌルヌルとした粘着物に覆われている。
葉の付け根から花柄を伸ばし、直径2cmほどの花を咲かせる。
(山渓フィールドブックス 夏の野草参照)
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