カラマツソウの花

カラマツソウの花シギンカラマツとの違いカラマツソウを見た経験談を紹介しています。

カラマツソウの花を初めて見た日

カラマツソウの花を初めて見たのは、2023年7月31日に、長野県富士見町・入笠湿原で見ることができた。

カラマツソウの花(カラマツソウの花)

カラマツソウの名前の由来

カラマツソウの名前の由来は、花の状態をカラマツの葉っぱに例えたところから名付けられた。

カラマツソウの花言葉

カラマツソウの花言葉は、「さり気ない優しさ」・「献身」・「大胆」

カラマツソウの生えている場所

カラマツソウの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の林下に群生しているのを確認することができた。

シギンカラマツとの違い

厄介なのが、シギンカラマツによく似ていて、判別が難しいと感じる。

1.草の高さ

  • シギンカラマツ 0.3~0.6cm
  • カラマツソウ 0.7~1.2cm

2.生えている場所

  • シギンカラマツ 丘陵地や低山の林下
  • カラマツソウ 標高1000m以上の山地の林下

シギンカラマツの花(参考 シギンカラマツの花)

カラマツソウの花(カラマツソウの花)

両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無いが、カラマツソウの仲間は専門家でも判別に苦労してしまう。

シギンカラマツの記事はこちらからどうぞ

カラマツソウを見た経験談

2023年7月31日、山の花を目当てに、長野県富士見町・入笠山を訪れる。
途中、入笠湿原に立ち寄り、林下を歩いていると、白色のボール状のモジャモジャした花が目についた。
よく見ると、カラマツソウの花が咲いているのを確認することができた。

カラマツソウの花(カラマツソウの花)

カラマツソウの花を初めて見たとき、ボール状にモジャモジャしている姿可愛い」と感じる。
また上記の花の姿であることから、たくさん咲いていると、目につきやすい。

カラマツソウの花(カラマツソウの花)

カラマツソウの白色の花が咲くと、山地に夏が訪れたことを実感する。

カラマツソウの花(カラマツソウの花)

カラマツソウの葉っぱ3~4回3出複葉であり、小葉は広い倒卵形で、長さ2~3cm、先端は3~5つに浅く裂ける。
ちなみに複葉とは、小葉(=葉身が2つ以上に分かれた葉っぱのそれぞれ)が集まって、一まとまりになっている葉っぱをいう。
カラマツソウの葉っぱをよく見ると、風になびいている姿は、風流に感じてしまう

カラマツソウの葉(カラマツソウの葉)

ちなみにカラマツソウを含めたカラマツソウの仲間は、似ている花が多く、判別に苦労させられる。
ただ夏の山地を歩いていると、カラマツソウは普通に見かけることが多い。

カラマツソウの花は咲き始めで、花の形モジャモジャしていることから、ハッキリ撮影するのにピントがなかなか合わず、意外と苦戦してしまう。
今後の宿題として、カラマツソウの托葉(たくよう)を撮影することである。

カラマツソウの花(カラマツソウの花)



カラマツソウ(キンポウゲ科)花期7~9月
分布 北海道・本州
山地から高山にかけての開けた草地に生える。
茎は上部で枝を分け、直径1cmほどのボール状の花をたくさん咲かせる。
花には花びらが無く、多数の雄しべがボール状に見えている。
雄しべの花糸(かし)が棍棒状にふくれるのが特徴。
ちなみに花糸とは、雄しべのことをいう。
(山渓フィールドブックス 夏の野草参照)


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