・カワラニガナの花・カワラニガナを見た経験談を紹介しています。
カワラニガナの花を初めて見た日
カワラニガナの花を初めて見たのは、2023年8月8日に、東京都羽村市・多摩川河川敷で見ることができた。
(カワラニガナの花)
カワラニガナの名前の由来
カワラニガナの名前の由来は、まず「ニガナ」について、漢字表記は「苦菜」で、草を傷つけると出る、白色の乳液の苦味から名付けられた。
「カワラ」については、河原に生えていることによる。
学名Ixeris tamagawaensinは、東京を流れる多摩川に多かったことからきている。
カワラニガナの花言葉
カワラニガナの花言葉は、「人知れぬ努力」
カワラニガナの生えている場所
カワラニガナの生えている場所は、自分が見た限りでは、河川が氾濫(はんらん)する石ころが積まれた河原に生えているのを確認することができた。
カワラニガナを見た経験談
2023年8月8日、バイカモの花を目当てに、東京都羽村市を訪れる。
バイカモの花を見ることができたので、帰り道に多摩川河川敷を通ることから、もしかしたら「カワラニガナの花が見られるかも?」と思った。
多摩川河川敷に着いて、石が積まれた河原を歩いていると、ニガナに似た花が目に飛び込む。
近づいてみると、「カワラニガナの花かなぁ?」と思い、スマートフォンで、カワラニガナの特徴を調べると一致したことから、カワラニガナの花であることがわかった。
(カワラニガナの花)
カワラニガナの花を初めて見たとき、同じ仲間のニガナの花に比べると、弱々しく見えてしまった。
しかし、河川が氾濫する場所に生えていることから、見た目とは裏腹にどこかたくましさを感じる。
(カワラニガナの花)
カワラニガナの葉っぱは、広い線形で、現地でパッと見ると、花より意外と目立つ印象がある。
(カワラニガナの葉)
カワラニガナは普通に生えている植物ではない。
河川が氾濫するような場所にしか生えていないことから、国の絶滅危惧種に指定されている。
原因は河川の開発によって、株数が減少している。
カワラニガナの花が点々と咲いていたので、花の大きさを考慮して撮影した。
しかし、カワラニガナの花を撮影するとき、花にピントを合わせるのに一苦労であった。
河川の開発などがあったとき、カワラニガナは生息できないので、いつまでも今の環境を維持してほしいと願うばかりである。
(上の2点ともカワラニガナの花)
カワラニガナ(キク科)花期5~9月
分布 本州(中部地方以北)・九州
準絶滅危惧(NT)
河原の石ころの間などに生える。
増水すると、水がかぶるような不安定な礫地(れきち)が生育地なので、大水が出たり、台風が来たりすると流されてしまう。
花の茎は30cmほどに伸び、細かく枝を分けて、直径2cmほどの淡い黄色の花を咲かせる。
花が終わったあとも、茎はドライフラワー状になって残る。
(山渓フィールドブックス 夏の野草参照)
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