コウヤボウキの花

コウヤボウキの花ナガバノコウヤボウキとの違いコウヤボウキを見た経験談を紹介しています。

コウヤボウキの花を初めて見た日

コウヤボウキの花を初めて見たのは、2016年11月3日に、神奈川県川崎市中原区・中原区市民健康の森で見ることができた。

コウヤボウキの花(コウヤボウキの花 2022年11月8日撮影)

コウヤボウキの名前の由来

コウヤボウキの名前の由来は、昔、和歌山県・高野山で竹を植えることを禁じていたことから、本種(コウヤボウキ)の枝を集めて、箒(ほうき)が作られたところから名付けられた。

コウヤボウキの花言葉

コウヤボウキの花言葉は、「清掃」・「働き者」

コウヤボウキの生えている場所

コウヤボウキの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい山野林下に生えているのを確認することができた。

ナガバノコウヤボウキとの違い

厄介なのが、コウヤボウキの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。

1.花期

  • ナガバノコウヤボウキ 8~10月(主に夏~初秋)
  • コウヤボウキ 9~11月(主に晩秋)

2.葉っぱの形

  • ナガバノコウヤボウキ 狭い卵形~長楕円形
  • コウヤボウキ 卵形

ナガバノコウヤボウキの葉(参考 ナガバノコウヤボウキの葉)

コウヤボウキの葉(コウヤボウキの葉)

3.花の付き方

  • ナガバノコウヤボウキ 2年枝の節ごとに咲く
  • コウヤボウキ 1年枝の先端に、1個のみ咲く

ナガバノコウヤボウキの花(参考 ナガバノコウヤボウキの花)

コウヤボウキの花(コウヤボウキの花)

両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。

ナガバノコウヤボウキの記事はこちらからどうぞ

コウヤボウキを見た経験談

2022年11月8日、ツメレンゲの花を目当てに、神奈川県相模原市緑区・横橋集落を訪れる。

ツメレンゲの花を見ることができたので、来た道を戻ると、道ばたの林下・斜面に、白色のモジャモジャした花が目に飛び込む。
近づいてみると、コウヤボウキの花がたくさん咲いているのを確認することができた。

コウヤボウキの花(コウヤボウキの花 2022年11月8日撮影)

コウヤボウキの花モジャモジャした白色で、可愛い印象を受ける
またコウヤボウキの花2cmと小さく、花に興味が無いと、他の植物と一緒に溶け込んでしまっていて、意外と見逃しやすい

コウヤボウキの花(コウヤボウキの花 2022年11月8日撮影)

ただコウヤボウキの花を1度見つけると、周囲にたくさん咲いていることに気づかされる

ちなみにコウヤボウキの花は、花のシーズンのトリを飾る花である。
コウヤボウキの花を見ると、花のシーズンが終わるのかと思うと、さびしい気がしてしまう。

コウヤボウキ木質化して生える。

コウヤボウキの花はたくさん咲いていて、被写体を選ぶのに迷うほどであった。
今後の宿題として、コウヤボウキの葉っぱをハッキリ撮影することである。

コウヤボウキの花(コウヤボウキの花 2022年11月8日撮影)

コウヤボウキの葉(コウヤボウキの葉)


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コウヤボウキ(キク科)花期9~11月
分布 本州・四国・九州
日当たりのよい山地に生える草のような小低木。
高さは60cmほどで、覆いかぶさるような枝振りになる。
花の直径は2cmほどで、茎の先端にひとつだけつける。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)


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