クサノオウの花を初めて見た日
クサノオウの花を初めて見たのは、2016年7月18日で、場所は東京都武蔵野市・三鷹市の井の頭公園で見ることができた。
クサノオウの名前の由来
クサノオウの名前の由来は、葉や茎を折ると、黄色の汁が出るので「草の黄(くさのおう)」と名付けられたとされている。
また植物全体が白っぽい緑色なので、漢名を白屈菜(はっくつさい)という。
クサノオウの生えている場所
クサノオウの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい草むらにたくさん生えているのを確認することができた。
クサノオウを見た経験談
2022年4月23日に、春の花を探しに山梨県北杜市のオオムラサキ自然観察道を訪れた。
林の下の道を歩いていると、少し日当たりのよい草むらに明るい黄色の花が目に飛び込んできた。
近づいて見ると、クサノオウの花がたくさん咲いているのを確認することができた。
(クサノオウの花 2022年4月23日撮影)
クサノオウの花は、自分の所有している図鑑(山渓フィールドブックス 春の野草)には、春の花として紹介しているが、7月ぐらいまで咲いている。
またクサノオウの花は明るい黄色でとても目立つが、自分の住んでいる川崎市中原区の道ばたでも、いたって普通に見ることができる。
さらに植物全体が毛でビッシリと覆われているのも特徴である。
オオムラサキ自然観察道のクサノオウの花は、たくさん咲いていたので、被写体を選ぶのに迷うほどであった。
しかし日当たりが良すぎたからか、明るい黄色の花をハッキリ撮影するのに手間取ってしまった。
自宅に帰って、クサノオウの花の被写体を見ると、かなりピンボケのものばかりであった。
無事クサノオウの花を撮影することができた。
(クサノオウの花 2022年4月23日撮影)
(クサノオウの葉)
クサノオウ(ケシ科)花期4~7月
分布 北海道・本州・四国・九州
草地や荒れ地に生え、高さは80㎝ほどになる。
アルカロイドを含む毒草だが、乾燥させて鎮痛や解毒薬としても使う。
また、茎を折ると出る黄色の汁は虫さされやいぼ・はれものなどに塗る民間薬として知られる。
花は秋に返り咲きがみられる。
花びらには園芸種的なものもある。
花言葉は「思い出」や「私を見つけて」・「枯れた望み」
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)