ムラサキケマンの花を初めて見たのは、2016年3月26日で、
場所は川崎市宮前区の東高根森林公園で見ることができた。
ムラサキケマンの「ケマン」は今の時代にはピンとこないが、
仏具のことを指している。
初めてムラサキケマンの花を見たときは、面白い形をした花だなと思い、
こういう形も花なのかとビックリしたのを覚えている。
生育環境は水辺の近くの湿った場所で、自分がムラサキケマンを見ている限り
やや湿った場所で生えているのを確認している。
同じ仲間のジロボウエンゴサクやヤマエンゴサクも、
やはり同じような花の形をしていて面白い。
ムラサキケマンの白花をシロヤブケマンと呼んでいるものもある。
ムラサキケマンの花を初めて見たときに、花を撮影するのを忘れてしまい、
毎年ムラサキケマンの花は見ていたが、ムラサキケマンの花の撮影の機会が訪れた
2020年3月25日に、川崎市多摩区の生田緑地で、
改めてムラサキケマンの花を撮影することができた。
(上の3点ともムラサキケマンの花 2020年3月25日撮影)
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ムラサキケマン(ケシ科)花期4~6月
分布 日本全土
秋に芽生え茶色がかった葉を地面に平らに広げて冬を越す。
春になると葉の中央から花茎を伸ばし、
みるみるうちに30cmほどになる。
花茎は無毛で太くやわらかい。
軟弱な草で強い雨に打たれたりすると茎は半ば倒れるが、
日が差せばすぐ元に戻る。
茎の上部に花をびっしりと咲かせる。
赤紫色が普通だが、まれに白花もある。
花茎の先端の花が咲く頃には、
下部ではすでに長さ2cm弱の実をつけている。
花言葉は「喜び」や「あなたの助けになる」
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)