ミツバベンケイソウの花ベンケイソウとの違いを紹介しています。

ミツバベンケイソウの花を初めて見た日

ミツバベンケイソウの花を初めて見たのは、2022年10月15日で、場所は神奈川県葉山町で見ることができた。

ミツバベンケイソウの花(ミツバベンケイソウの花)

ミツバベンケイソウの名前の由来

ミツバベンケイソウの名前の由来は、まず「ベンケイソウ」については、葉っぱを切って、しばらく放っておいて土にさせば生き返ることから、その強さを平安時代末期の僧・弁慶に例えて名付けられたとされている。

また「ミツバ」は、葉っぱが3枚輪生するところから名付けられた。
ちなみに輪生とは、輪を描くように生えることをいう。

ミツバベンケイソウの花言葉

ミツバベンケイソウの花言葉は、「愛慕」

ミツバベンケイソウの生えている場所

ミツバベンケイソウの生えている場所は、自分が見た限りでは、岩場に生えているのを確認することができた。

ベンケイソウとの違い

厄介なのが、ベンケイソウによく似ているが、明らかに違う。

違いは花の色

  • ベンケイソウ 赤色
  • ミツバベンケイソウ 青緑色

ベンケイソウの花(参考 ベンケイソウの花)

ミツバベンケイソウの花(ミツバベンケイソウの花)

両者の違いは、最初にベンケイソウの花を見ると、理解しやすい。

ベンケイソウの記事はこちらからどうぞ

ミツバベンケイソウを見た経験談

2022年10月15日、タニジャコウソウの花を目当てに、神奈川県葉山町・森戸川林道を訪れる。

タニジャコウソウの花を見ることができたので、来た道を戻り、道ばたの岩場を見渡すと、ベンケイソウに似た花が目に飛び込む。
近づいてみると、ベンケイソウの花にしては青みを帯びていて、そのときは花の名前が頭の中に浮かばなかった。

自宅に帰宅して、インターネットや図鑑で調べると、ミツバベンケイソウの花であることがわかった。

ミツバベンケイソウの花(ミツバベンケイソウの花)

ミツバベンケイソウの花を初めて見たときは、意外な形で花に出会えるとは思いもしなかった。
しかし、植物観察に興味が無いと、他の草の色と同じ色なので見逃してしまう。

ミツバベンケイソウの花(ミツバベンケイソウの花)

葉山町のミツバベンケイソウの花を見たときは、一瞬植えられているものと疑ってしまった。
インターネットで調べると、自分が見ている花サイトや神奈川県レッドデータブックに記載があったので、自生のものと確認することができた。

ミツバベンケイソウは、自分のなかでは標高1000m以上の山地に生えていると思っていた。
ミツバベンケイソウの葉っぱは、葉山町に生えていた株は、名前の由来とは異なり、三つ葉に構成されているものは無かった。

ミツバベンケイソウの葉(ミツバベンケイソウの葉)

ミツバベンケイソウは国では絶滅危惧種に指定されていないが、都道府県によっては絶滅危惧種に指定されている。
神奈川県では、ミツバベンケイソウは絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。

ミツバベンケイソウの花がある程度咲いていたので、撮影しやすい被写体を選んでの撮影となった。
無事ミツバベンケイソウの花を撮影することができた。

ミツバベンケイソウの花(ミツバベンケイソウの花)


ミツバベンケイソウ(ベンケイソウ科)花期8~10月
分布 北海道・本州・四国・九州
葉は4~5枚つくものも多い。
亜高山帯の沢沿いなどの岩石地に生える。
林下にも日当たりのよい場所にも出てくる。
高さは70cmほどになり、肉厚の白っぽい緑色の葉がよく目立つ。
花は満開となっても緑色で、周りの草に溶け込んでしまう。
生育不良の小さな株では、葉は対生することが多く、花をつけないので、別の植物にも見える。
(山渓フィールドブックス 夏の野草参照)


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