ムクロジの実

ムクロジの花センダンとの違いムクロジを見た経験談を紹介しています。

ムクロジの花を初めて見た日

ムクロジの花を初めて見たのは、2024年6月20日に、東京都調布市・植物多様性センターで見ることができた。

ムクロジの花(ムクロジの花)

ムクロジの実を初めて見た日

ムクロジの実を初めて見たのは、2025年12月7日に、神奈川県川崎市宮前区・平瀬川源流(菅生4丁目付近)で見ることができた。

ムクロジの実(ムクロジの実)

ムクロジの名前の由来

ムクロジの名前の由来は、実や種子に薬効があることから、中国名で「無患子」と表記され、それを日本語で「ムクロジ」を読み当てて、訛(なま)ったことから名付けられた。

ムクロジの花言葉

ムクロジの花言葉は、「健康」・「浄化」・「信仰」

ムクロジの生えている場所

ムクロジの生えている場所は、自分が見た限りでは、川沿いに生えているのを確認することができた。

センダンとの違い

厄介なのが、センダンの葉っぱに似ているが、他の特徴は明らかに違う。

1.花の色

  • センダン 紫色
  • ムクロジ 黄緑色

2.花の大きさ

  • センダン 直径2~3cm
  • ムクロジ 直径0.4~0.5cm

センダンの花(参考 センダンの花)

ムクロジの花(ムクロジの花)

3.実の色

  • センダン 黄白色
  • ムクロジ 淡い黄色

センダンの実(参考 センダンの実)

ムクロジの実(ムクロジの実)

センダンの葉(参考 センダンの葉)

ムクロジの葉(ムクロジの葉)

両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。

センダンの記事はこちらからどうぞ

ムクロジを見た経験談

2025年12月7日、ムクロジの実を目当てに、神奈川県川崎市宮前区・平瀬川源流を訪れる。

平瀬川源流・菅生4丁目付近を自転車で通過していたとき、木に淡い黄色の実が、たくさんぶら下がっているのが目に入った。
近づいてみると、ムクロジの実がついているのを確認することができた。

ムクロジの実(ムクロジの実)

ムクロジは花より、実のほうが有名
またムクロジは花に比べて、実のほうが目につきやすい。

ムクロジの実(ムクロジの実)

ムクロジの実が、たくさんぶら下がっている姿は、見ごたえがある
またムクロジの実が、たくさんついている姿を見ると、晩秋に差し掛かったことを実感する。

ムクロジの実(ムクロジの実)

ちなみにムクロジの実は、皮にサポニンを含み泡立てるので、昔は石けん代わりに利用されていた。
またムクロジの実には、毒が含まれている

ムクロジの花0.4~0.5cmと小さく、木の高い場所に咲いていることが多い。
自分の場合、ムクロジの花を認識するのに、植物多様性センターのスタッフに言われないと、気付くことができなかった。

ムクロジの花(ムクロジの花)

ムクロジの葉っぱは互生で、長さ30~70cmの偶数羽状複葉
ちなみに複葉とは、小葉(=葉身が二つ以上に分かれた葉のそれぞれ)が集まって、一まとまりになっている葉っぱをいう。

ムクロジの小葉は4~6対あり、長さ7~15cm・幅3~4.5cmの狭い長楕円形。
ムクロジの葉っぱを現地で観察していて、怖い印象を受けてしまう

ムクロジの葉(ムクロジの葉)

ムクロジの実はちょうど見ごろで、見やすい向きを考慮して、撮影することができた。
今後の宿題として、ムクロジの樹皮を撮影することである。

ムクロジの実(ムクロジの実)


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ムクロジ(ムクロジ科)花期6月
分布 本州・四国・九州・沖縄
種子は羽根突きの羽根の玉や数珠に使われ、樹皮は薬用に利用され、有用樹として大切にされたが、現在ではあまり省みられなくなった。
山地に生え、高さは20mになる落葉高木。
寺社に植えられたものなどは果実がビッシリとつくが、山地のものは実つきがあまりよくない。
果実は淡い黄褐色に熟し、中に球形の黒い種子が1個入っている。
(山渓フィールドブックス 樹木秋冬編参照)


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