ナワシロイチゴの花を初めて見たのは、2018年5月12日で、
場所は東京都八王子市の長沼公園で見ることができた。
ナワシロイチゴの生育環境は自分が見た限りでは、
日当たりのよい草むらに生えているのを確認している。
ナワシロイチゴは草丈からして、草花に見えるが列記とした木の分類になる。
ナワシロイチゴの名前の由来は、ちょうどイネをまく「苗代」をつくる頃に果実が熟すことから由来しています。
ナワシロイチゴの花を初めて見たとき、この形が花なのかと疑問を抱いたことがあった。
またナワシロイチゴの花を撮影しても、どこにでもある花の形に見えなかったからか、
撮影意欲が湧かなかった。
さらに植物観察に興味が無ければ素通りしてしまうと感じた。
2020年5月7日に多摩丘陵で花散策をした際に、やはり草むらの下にナワシロイチゴの花が咲いていたので、
改めてナワシロイチゴの花を撮影することができた。
課題点としては花より実のほうが目立つので、実がなったときに改めて撮影したいと思った。
(上の2点ともナワシロイチゴの花 2020年5月7日撮影)
ナワシロイチゴ(バラ科)花期5~6月
分布 日本全土
山野の日当たりのよいところに普通に生える。
落葉小低木。
枝はつる状に伸びて這いまわる。
茎や枝に軟毛が密生し、下向きに刺がある。
葉は互生で、長さ8~14cmの奇数羽状複葉。
小葉は普通は1対。
花は枝先や葉腋に紅紫色の花が上向きにつく。
花弁は長さ5~7mmの倒卵形で直立する。
果実は集合果で、直径約1.5cmの球形で、
苗代をつくる6月ごろに赤く熟し食べられる。
花言葉は「幸福な家庭」や「あなたを喜ばせる」・「尊重と愛情」
(山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花 離弁花1参照)