・ノコンギクの花・カントウヨメナとの違い・ノコンギクを見た経験談を紹介しています。
ノコンギクの花を初めて見た日
ノコンギクの花を初めて見たのは、2021年9月14日に、山梨県富士吉田市・高座山(たかざすやま)で見ることができた。
(ノコンギクの花)
ノコンギクの名前の由来
ノコンギクの名前の由来は、野に咲くコンギク(紺菊)から名付けられた。
ちなみにノコンギクは、コンギクの野生品種。
ノコンギクの花言葉
ノコンギクの花言葉は、「守護」・「忘れられない想い」・「長寿と幸福」
ノコンギクの生えている場所
ノコンギクの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい草原に生えているのを確認することができた。
カントウヨメナとの違い
厄介なのが、カントウヨメナの花によく似ていて、判別に迷ってしまう。
違いは葉っぱの感触
- カントウヨメナ 葉っぱがざらつかない
- ノコンギク 葉っぱがざらつく
(参考 カントウヨメナの葉)
(ノコンギクの葉)
また属も違い
- カントウヨメナ ヨメナ属
- ノコンギク シオン属
(参考 カントウヨメナの花)
(ノコンギクの花)
両者の違いは、葉っぱを触ってみて、ざらついているか確認すれば、間違えることは無い。
カントウヨメナの記事はこちらからどうぞ
カントウヨメナの花をメインに、ノコンギクやユウガギクの違いも紹介しています。
ノコンギクを見た経験談
2021年9月14日、山の花を探しに、山梨県富士吉田市・高座山を訪れる。
高座山のススキ草原を歩いていると、キクの花が目に飛び込む。
近づいて見ると、花びらが薄い紫色であることから、ノコンギクであることがわかった。
(ノコンギクの花)
自分が見ている野菊の花びらは、ほとんどが白色で、高座山で見た野菊は、明らかに薄い紫色を帯びていた。
ノコンギクの花を初めて見た場所から先に進むと、いたるところにノコンギクの花が咲き始めであった。
ノコンギクの花が咲くと、山の季節が秋になったことを実感する。
(ノコンギクの花)
高座山のノコンギクの花は、薄い紫色の花が多く、中には濃い紫色の花もあった。
ノコンギクの花が咲き始めであり、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。
後日・2021年10月29日、山梨県大月市・花咲山のふもとでも、ノコンギクの花がたくさん咲いているのを確認することができた。
ノコンギク(キク科)花期9~11月
分布 本州・四国・九州
日本の野菊を代表するのが本種で、最も普通に見られ、量も多い。
山野のいたる所に生え、高さは60cmほどになる。
人家周辺に生えているものは草刈りによって、茎の上部を刈られることが多いが、それでも腋芽(えきが)を伸ばして、秋には花を咲かせる。
ちなみに腋芽とは、葉の付け根のところに生える芽をいう。
若葉を食用にする同じ仲間のヨメナと混同されやすいが、葉に触るとザラザラするのと、種子につく冠毛(かんもう)が長いことで区別できる。
ちなみに冠毛とは、タンポポやアザミなどの果実の上端に生じる毛状の突起をいう。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)
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