オカタツナミソウの花

オカタツナミソウの花タツナミソウとの違いオカタツナミソウを見た経験談を紹介しています。

オカタツナミソウの花を初めて見た日

オカタツナミソウの花を初めて見たのは、2016年5月21日に、神奈川県川崎市多摩区・生田緑地で見ることができた。

オカタツナミソウの花(オカタツナミソウの花 2024年5月15日撮影)

オカタツナミソウの名前の由来

オカタツナミソウの名前の由来は、まずオカは、丘や山裾の雑木林などで見られることから
次にタツナミソウ花の咲く様子を真横から眺めて波頭に見立てたところから名付けられた。

オカタツナミソウの生えている場所

オカタツナミソウの生えている場所は、自分が見た限りでは、丘陵地の林下に群生しているのを確認することができた。

タツナミソウとの違い

厄介なのが、タツナミソウによく似ていて、判別が難しいと感じる。

1.生えている場所

  • タツナミソウ 日当たりのよい草地
  • オカタツナミソウ 丘陵地の林下

2.花の色

  • タツナミソウ 紫色
  • オカタツナミソウ 青紫色

タツナミソウの花(参考 タツナミソウの花)

オカタツナミソウの花(オカタツナミソウの花)

3.葉っぱの形

  • タツナミソウ 広い卵形で、先端は丸みを帯びる
  • オカタツナミソウ 卵形~三角状卵形で、先端はややとがる

タツナミソウの葉(参考 タツナミソウの葉)

オカタツナミソウの葉(オカタツナミソウの葉)

両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。

タツナミソウの記事はこちらからどうぞ

オカタツナミソウを見た経験談

2024年5月15日、オカタツナミソウの花を目当てに、神奈川県川崎市多摩区・生田緑地を訪れる。
緑地内・枡形山に向かう180段の階段の道を歩いていると、青紫色の面白い形をした花が目に飛び込む。
近づいてみると、オカタツナミソウの花が咲いているのを確認することができた。

オカタツナミソウの花(オカタツナミソウの花 2024年5月15日撮影)

オカタツナミソウの花青紫色であり、丘陵地の薄暗い林下に生えていることから、目につきやすい。

オカタツナミソウの花(オカタツナミソウの花 2024年5月15日撮影)

オカタツナミソウの青紫色の花は、初夏の季節によく似合う
またオカタツナミソウの花が咲き出すと、初夏であることを実感する。

オカタツナミソウの花(オカタツナミソウの花 2024年5月15日撮影)

ちなみにタツナミソウの仲間は、日当たりのよい場所に生えていることが多い。
しかし、オカタツナミソウ日陰に生えていることから、他のタツナミソウに比べ、判別は容易である。

生田緑地のオカタツナミソウの花は見ごろを過ぎていたが、咲いている株も多くあり、花付きのよいものを選んで、撮影することができた。

オカタツナミソウの花(オカタツナミソウの花 2024年5月15日撮影)


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オカタツナミソウ(シソ科)花期5~6月
分布 本州・四国
丘陵地の林縁や草やぶに生える。
何本かまとまって生えていることもあるが、普通1~2本が他の草に紛れて咲いている。
茎は直立して40cmほどになり、下向きの毛が生える。
葉は茎の上のものほど大きく、縁にハッキリしたギザギザが出る。
花がひとかたまりになって咲くのが良い特徴。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)


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