
・オモダカの花・オモダカを見た経験談を紹介しています。
オモダカの花を初めて見た日
オモダカの花を初めて見たのは、2018年7月22日に、千葉県山武市・成東の田んぼで見ることができた。
(オモダカの花 2025年9月14日撮影)
オモダカの名前の由来
オモダカの名前の由来は、人の顔のように見える葉身(ようしん)が、水面から高く伸び出た葉柄(ようへい)についていることから名付けられた。
ちなみに葉身とは、葉っぱの主要な部分をいい、葉柄は葉っぱの柄の部分をいう。
別名 ハナグワイ
オモダカの花言葉
オモダカの花言葉は、「信頼」・「高潔」
オモダカの生えている場所
オモダカの生えている場所は、自分が見た限りでは、田んぼの稲のすき間に生えているのを確認することができた。
また水が溜まりやすい池や沼にも生えている。
オモダカを見た経験談
2025年9月14日、秋の花を目当てに、神奈川県横浜市戸塚区・舞岡公園を訪れる。
公園内・田んぼのあぜを歩いていると、稲のすき間に、白色の花が点々と咲いているのが目に入った。
よく見ると、オモダカの花が咲いているのを確認することができた。
(オモダカの花 2025年9月14日撮影)
オモダカの花は、名前の由来とは裏腹に、白色の可愛い花を咲かせる。
ただオモダカの花は、名前や特徴を知らなければ、意外と見逃してしまう。
しかし、オモダカの花の特徴を知ると、田んぼに点々と咲いているので、目につきやすい。
(オモダカの花 2025年9月14日撮影)
ちなみにオモダカの花は、雄花と雌花がある。
オモダカの雄花は中央部分が黄色で、雌花は緑色。
(オモダカの雄花)
(オモダカの雌花)
オモダカの花は日中は開いているが、夕方になるとしぼむ。
真夏~初秋の田んぼを歩いていれば、オモダカの花は普通に見ることができる。
(オモダカの花 2025年9月14日撮影)
オモダカの葉っぱは、基部が2つに裂けた矢じり形で、長さ7~15cm。
基部の2個の裂片(れっぺん)のほうが、頂裂片より長く、先端は鋭くとがる。
ちなみに裂片とは、いくつかの裂け目が入ることをいう。
個人的にオモダカは、花より葉っぱのほうが、形が独特であることから、「目につきやすい」と現地で実感する。
しかし、オモダカの葉っぱは真夏~初秋にかけて、虫に食われていることが多く、綺麗な形で見かけるのは少ない。
(オモダカの葉)
オモダカは田んぼに普通に生えていることから、雑草扱いで、駆除の対象となっている。
舞岡公園のオモダカの花は見ごろであり、田んぼのあぜ近くに咲いているものを選んで、撮影することができた。
(オモダカの花 2025年9月14日撮影)
オモダカ(オモダカ科)花期8~10月
分布 日本全土
水田や浅い沼、湿地などに生える多年草。
葉は根生し、若い株のものは線形で水中にあるが、ふつうは長い柄があって直立し、水面上に出る。
花茎は高さ20~80cmになり、上部の節ごとに白い花を3個ずつ輪生する。
花序の上部には雄花、下部には雌花がつく。
花は直径1.5~2cmで、緑色の萼片(がくへん)3個、白色の花びらは3個がある。
花床は球形にふくらみ、雄花では多数の雄しべ、雌花では多数の雌しべがつく。
そう果は扁平な倒卵形で、広い翼がある。
ちなみにそう果とは、乾いた果実の1つで、皮が裂けることがなく、種子が残っている果実をいう。
(山渓ハンディ図鑑 野に咲く花参照)
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