オオバクサフジの花クサフジとの違いを紹介しています。

オオバクサフジの花を初めて見た日

オオバクサフジの花を初めて見たのは、2023年10月20日に、神奈川県秦野市渋沢・雁音神社近くで見ることができた。

オオバクサフジの花(オオバクサフジの花)

オオバクサフジの名前の由来

オオバクサフジの名前の由来は、同じ仲間のクサフジに比べ、葉っぱが大きいことから名付けられた。

オオバクサフジの生えている場所

オオバクサフジの生えている場所は、自分が見た限りでは、丘陵地の林の下に生えているのを確認することができた。

クサフジとの違い

名前が被っているクサフジの花に似ていて、判別するのが難しい。

違いはまず花が咲く時期

  • クサフジ 初夏
  • オオバクサフジ 

次は葉っぱの形

クサフジの葉(参考 クサフジの葉)

オオバクサフジの葉(オオバクサフジの葉)

クサフジの花(参考 クサフジの花)

オオバクサフジの花(オオバクサフジの花)

両者の違いは、花の咲く時期と葉っぱの形を確認すれば、判別は容易である。

オオバクサフジを見た経験談

2023年10月、自分が見ている花ブログで、オオバクサフジの名前を知る。
次に自宅周辺に、オオバクサフジが生えている場所をインターネットで調べると、神奈川県秦野市渋沢・雁音神社近くが掲載されていて、現地に向かう。

雁音神社に着いて、辺りを見渡すと、紫色の集まった花が他の植物に絡まっているのが目に入る。
近づいて葉っぱを確認すると、互生していたことから、オオバクサフジの花であることがわかった。

オオバクサフジの花(オオバクサフジの花)

オオバクサフジの葉(オオバクサフジの葉)

オオバクサフジの花を初めて見たとき、クサフジの花によく似ていると現地にいて実感する。
またオオバクサフジの名前を知らないと、クサフジの花と誤認してしまう。

オオバクサフジの花(オオバクサフジの花)

オオバクサフジの花は濃い紫色であるが、名前や特徴を知らないと、意外と見逃してしまう
しかし、花がたくさん咲いていることが多く、1度見つけると、次から次へ目につくようになる。

オオバクサフジの花(オオバクサフジの花)

オオバクサフジの葉っぱは、名前の由来のとおり、クサフジの葉っぱより大きい
しかし、現地で観察していて、クサフジというより、同じ仲間のナンテンハギの葉っぱに似ている。

ナンテンハギの葉(参考 ナンテンハギの葉)

オオバクサフジの葉(オオバクサフジの葉)

オオバクサフジは普通に見られる植物ではない。
国の絶滅危惧種に指定されていないが、地方自治体によっては絶滅危惧種に指定されている。
近くの東京都では、絶滅危惧Ⅱ類である。

オオバクサフジの花を見られたのはよかったが、寒冷前線に向かって、南風が暴風並みに吹き、思うように被写体を撮影することができなかった。
今後の宿題として、陽気が穏やかなとき、オオバクサフジの花を撮影することである。

オオバクサフジの花(オオバクサフジの花)


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オオバクサフジ(マメ科)花期8~10月
分布 北海道・本州・四国・九州
長さ80~150cmのつる性の多年草。
葉は長さ7~20cm、先端は枝分かれして、巻きひげになる。
小葉(しょうよう)は互生し、4~10個・卵形で長さ3~5cm・幅1.5~3cm。
ちなみに小葉とは、複数で構成されている小さい葉っぱをいう。
托葉(たくよう)は半切卵形で長さ3~5mm。
ちなみに托葉とは、葉の柄の基部付近にある葉の部分をいう。
花は4~7cmの総状花序になって多数つき、青紫色で長さ4~5mm。
果実は狭長楕円形で、長さ2.5~3cm・幅6~7mm。


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