オオブタクサの花

オオブタクサの花セイタカアワダチソウとの違いオオブタクサを見た経験談を紹介しています。

オオブタクサの花を初めて見た日

オオブタクサの花を初めて見たのは、2017年9月18日に、東京都町田市・小山田緑地で見ることができた。

オオブタクサの花(オオブタクサの花 2025年9月1日撮影)

オオブタクサの名前の由来

オオブタクサの名前の由来は、まずブタクサは、英語名 hogweed(豚の草)から名付けられた。
次にオオは、ブタクサに比べて、大型であることから。

また大きく裂れこむ葉っぱの形から、クワモドキの別名がある。

オオブタクサの花言葉

オオブタクサの花言葉は、「寂しがり屋」

オオブタクサの生えている場所

オオブタクサの生えている場所は、自分が見た限りでは、草むら空き地に生えているのを確認することができた。

セイタカアワダチソウとの違い

厄介なのが、オオブタクサの花粉症のイメージが、セイタカアワダチソウの花と結びつけてしまう。

違いは花の色

  • セイタカアワダチソウ 黄色
  • オオブタクサ 緑色

セイタカアワダチソウの花(参考 セイタカアワダチソウの花)

オオブタクサの花(オオブタクサの花)

両者の違いは、花の色を確認すれば、間違えることは無い。

セイタカアワダチソウの記事はこちらからどうぞ

オオブタクサを見た経験談

2025年9月1日、ミズトンボの花を目当てに、神奈川県・箱根湿性花園を訪れる。

園内・仙石原湿原植生復元区から出口に向かうと、通路の外側に、緑色の細長い花がたくさん咲いているのが目についた。
よく見ると、オオブタクサの花が咲いているのを確認することができた。

オオブタクサの花(オオブタクサの花 2025年9月1日撮影)

オオブタクサの花緑色で地味であるが、草の高さが3m近くあることから、目につきやすい。

オオブタクサの全体像(オオブタクサの全体像)

オオブタクサ群生していることが多く、花がたくさん咲いている姿は、見方によっては怖さを感じてしまう。

オオブタクサの花(オオブタクサの花 2025年9月1日撮影)

オオブタクサの葉っぱは、長い柄があって対生し、長さ20~30cmあり、掌状に3~5裂する。
またオオブタクサの葉っぱは、クワの葉っぱに似ていて、別名 クワモドキも納得できる。

オオブタクサの葉(オオブタクサの葉)

オオブタクサは繫殖力が非常に強く、初秋に入るころには、平地の草むら空き地で普通に見ることができる。
しかし、オオブタクサ箱根湿性花園(標高650m)に進出しているのに、ビックリしてしまった。
上記のことから、雑草扱いで、駆除の対象となっている。

ちなみにオオブタクサは、ブタクサに似ているが、草の高さが違うことから、容易に判別できる。

オオブタクサの花は見ごろを迎え、花付きの良いものを選んで、撮影することができた。
しかし、オオブタクサの花細長く、緑色であることから、ピントを合わせるのに苦労してしまう。

オオブタクサの花オオブタクサの花(上記の2点ともオオブタクサの花 2025年9月1日撮影)


オオブタクサ(キク科)花期8~10月
北アメリカ原産
帰化植物。
都市部の荒れ地や空き地に生える。
1年草。
花はすべて下向きに咲く。
花の季節に花茎を揺らしたりすると、頭や肩が黄色くなるほど花粉が落ちてくる。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)


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