オオニガナの花アキノノゲシとの違いを紹介しています。

オオニガナの花を初めて見た日

オオニガナの花を初めて見たのは、2023年10月30日に、東京都八王子市・長池公園で見ることができた。

オオニガナの花(オオニガナの花)

オオニガナの名前の由来

オオニガナの名前の由来は、野ニガナの仲間で、花が大きいことから名付けられた。

オオニガナの漢字表記は「大苦菜」であるが、ニガナ属で無く、フクオウソウ属である。

オオニガナの花言葉

オオニガナの花言葉は、「私を食べないで」

オオニガナの生えている場所

オオニガナの生えている場所は、自分が見た限りでは、林下の湿り気のある場所に、群生して生えているのを確認することができた。

アキノノゲシとの違い

厄介なのが、同じ時期に花が咲く、アキノノゲシの花に似ていて、判別が難しいと感じる。

違いはまず生えている場所

  • アキノノゲシ 日当たりのよい道ばた・丘陵地・草むら
  • オオニガナ 林下の湿り気のある場所

次に葉っぱの形の違い

アキノノゲシの葉(参考 アキノノゲシの葉)

オオニガナの葉(オオニガナの葉)

アキノノゲシの花(参考 アキノノゲシの花)

オオニガナの花(オオニガナの花)

両者の違いは、生えている場所を確認すれば、間違えることは無い。

アキノノゲシの記事はこちらからどうぞ

オオニガナを見た経験談

2023年10月30日、オオニガナの花を目当てに、東京都八王子市・長池公園を訪れる。
事前に長池公園スタッフブログで、オオニガナの開花が紹介されていた。

長池公園の第1デッキに着くと、草の高さが大人の背丈ほどあり、黄色い花がたくさん目につく。
近づいてみると、オオニガナの花がちょうど咲き始めであった。

オオニガナの花(オオニガナの花)

オオニガナの花を初めて見たとき、花はアキノノゲシと同じ大きさであるが、草の高さが150cm以上あることにビックリしてしまう

オオニガナの全体像(オオニガナの全体像)

オオニガナの花は集まって咲いている
花のつき方や群生していると、花が黄色であるからか、かなり目立つ。

オオニガナの花(オオニガナの花)

オオニガナの群落(オオニガナの群落)

オオニガナの名前の由来は、ニガナの大型を意味するが、ニガナの草の高さ 20~50cmに比べると、150cm以上と大人の背丈ほどの高さで、3倍以上ある

オオニガナは普通に見られる花では無い。
国の絶滅危惧種に指定されていないが、地方自治体によっては絶滅危惧種に指定されている。

オオニガナの花はちょうど見ごろを迎え、被写体を選ぶのに迷うほどであり、咲いている向きを考慮して撮影することができた。

オオニガナの花(オオニガナの花)


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オオニガナ(キク科)花期9~11月
分布 本州(近畿地方以北)
多少湿り気のあるところに生え、高さは1mぐらいになり、ふつう花序以外は枝分かれしない。
葉は翼がある長い柄で、長さ5~8mmの三角状で、羽状に中~深く裂ける。
頭花(とうか)は20~39個の小花からなり、直径4cmほど、円錐状につく。
ちなみに頭花とは、1つの花のように見える花序のことをいう。
総苞(そうほう)は太い。
ちなみに総苞とは、花全体を基部で包むうろこ状の集まりをいう。
(山渓ハンディ図鑑 山に咲く花参照)


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