
・ラショウモンカズラの花・ラショウモンカズラに似ている花(カキドオシ・タツナミソウ)との違い・ラショウモンカズラを見た経験談を紹介しています。
ラショウモンカズラの花を初めて見た日
ラショウモンカズラの花を初めて見たのは、2016年4月16日に、東京都八王子市・高尾山で見ることができた。
(ラショウモンカズラの花 2025年4月27日撮影)
ラショウモンカズラの名前の由来
ラショウモンカズラの名前の由来は、京都の羅生門で、平安時代中期の武将・渡辺綱が切り落とした鬼女の腕を花に例えたところから名付けられた。
ラショウモンカズラの花言葉
ラショウモンカズラの花言葉は、「幸せを招く」・「復讐」・「油断大敵」
ラショウモンカズラの生えている場所
ラショウモンカズラの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の沢沿いの林下に生えているのを確認することができた。
ラショウモンカズラに似ている花
ラショウモンカズラに似ている花との違いをまとめました。
カキドオシとの違い
厄介なのが、カキドオシの花に少し似ている。
1.生えている場所
- カキドオシ 日当たりのよい草むら
- ラショウモンカズラ 山地の沢沿いの林下
2.花の色
- カキドオシ ピンク色
- ラショウモンカズラ 紫色
3.花の大きさ
- カキドオシ 1.5~2.5cm
- ラショウモンカズラ 4~5cm
(参考 カキドオシの花)
(ラショウモンカズラの花)
4.草の高さ
- カキドオシ 5~25cm
- ラショウモンカズラ 20~30cm
両者の違いは、上記の4点を確認すれば、間違えることは無い。
カキドオシの記事はこちらからどうぞ
・カキドオシの花・ホトケノザとの違いを紹介しています。 カキドオシの花を初めて見た日 カキドオシの花を初めて見…
タツナミソウとの違い
厄介なのが、タツナミソウの花に少し似ている。
違いは花の咲き方
- タツナミソウ 直立して咲く
- ラショウモンカズラ やや垂れ下がって咲く
(参考 タツナミソウの花)
(ラショウモンカズラの花)
両者の違いは、花の咲き方を確認すれば、間違えることは無い。
タツナミソウの記事はこちらからどうぞ
タツナミソウの花・タツナミソウに似ている花(コバノタツナミソウ・ホトケノザ)との違い・タツナミソウを見た経験談を紹介しています。
ラショウモンカズラを見た経験談
2025年4月27日、カヤランの花を目当てに、東京都八王子市・小仏川沿いを訪れる。
カヤランの花を見ることができたので、小仏川沿い・駒木野周辺を通過していると、紫色の独特な形をした花が目に入る。
よく見ると、ラショウモンカズラの花が見ごろを迎えていた。
(ラショウモンカズラの花 2025年4月27日撮影)
ラショウモンカズラの花は紫色で、独特な形をしていることから、花に興味が無い人でも、目に入ってしまう。
しかし、ラショウモンカズラの花は見方によっては、怖い印象を少し受ける。
(ラショウモンカズラの花 2025年4月27日撮影)
ちなみにラショウモンカズラの花は、春の山地の沢沿いを歩いていれば、普通に見ることができる。
(ラショウモンカズラの花 2025年4月27日撮影)
ラショウモンカズラの葉っぱは対生し、三角状心形で、縁に粗いギザギザがある。
(ラショウモンカズラの葉)
ラショウモンカズラの名前の由来は「鬼女の腕を切り落とした」とされているが、花を見ていると、強引に名付けた気がしてしまう。
しかし、ラショウモンカズラの花を横から見ると、腕を切り落としたように見える。
小仏川沿いのラショウモンカズラの花は見ごろを迎え、被写体を選ぶのに迷うほどであった。
(ラショウモンカズラの花 2025年4月27日撮影)
ラショウモンカズラ(シソ科)花期4~6月
分布 本州・四国・九州
山の樹林下の湿った場所に生える。
全体に独特な匂いがある。
花が終わる頃になると、根元から長い蔓(つる)を出し、新天地を求めて伸びていく。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)
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