サイハイランの花を初めて見た日
サイハイランの花を初めて見たのは、2016年5月28日で、場所は東京都八王子市で見ることができた。
サイハイランの名前の由来
サイハイランの名前の由来は、花の姿が戦国時代の武将が使っていた采配に見立てて名付けられたとされている。
サイハイランの生えている場所
サイハイランの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の日が差さない林の下に群生して生えているのを確認することができた。
ラン科の花は貴重なものが多いが、サイハイランは標高の低い場所でふつうに見られる。
サイハイランを見た経験談
初めてサイハイランの花を見たときに、花を撮影するのを忘れてしまった。
毎年サイハイランの花は見ていたが、2021年5月25日に再びサイハイランの自生地を訪れたときは、花がちょうど見ごろであった。
サイハイランの花が群生して生えていて、本当に戦国時代の武将が使っていた采配に似ている。
最初にサイハイランの名前を名付けた人のセンスには感心してしまう。
また別のサイハイランの自生地を訪れた際に、サイハイランの花が10株以上あるのにはビックリしてしまった。
本来サイハイランの花の色はピンク色がメインであるが、なかには緑色を帯びた花もあった。
東京都八王子市の高尾山に同じ仲間のエビネが花の色が緑に帯びているものを「ミドリエビネ」と呼ばれているぐらいであるから、緑色の花のサイハイランも「ミドリサイハイラン」と呼んでも言い過ぎでは無いと思ってしまう。
無事サイハイランの花を撮影することができた。
(上の3点ともサイハイランの花 2021年5月25日撮影)
(緑色を帯びたサイハイランの花)
サイハイラン(ラン科)花期5~6月
分布 北海道・本州・四国・九州
山地の木陰に生える多年草。
偽球茎(ぎきゅうけい)は卵形で、1~2個の葉を頂生する。
ちなみ偽球茎とは地上の茎が塊状ないし球状に肥大したものを球茎(きゅうけい)といい、ラン科の植物では地上の茎と同様に肥大する茎を指す。
古い偽球茎は横に並ぶ。
葉は長楕円形で長さ15~35㎝、先はとがる。
花茎は高さ30~50㎝、10~20個の花を総状につける。
花は細長く、淡緑褐色で紅紫色を帯び、垂れ下がる。
花言葉は「人生の勝負師」
(山渓ハンディ図鑑 山に咲く花参照)