サジガンクビソウの花

サジガンクビソウの花ガンクビソウとの違いサジガンクビソウを見た経験談を紹介しています。

サジガンクビソウの花を初めて見た日

サジガンクビソウの花を初めて見たのは、2017年9月3日に、東京都町田市・小山田緑地で見ることができた。

サジガンクビソウの花(サジガンクビソウの花 2024年8月24日撮影)

サジガンクビソウの名前の由来

サジガンクビソウの名前の由来は、根の葉っぱを匙(さじ)に見立てたところから名付けられた。

サジガンクビソウの生えている場所

サジガンクビソウの生えている場所は、自分が見た限りでは、丘陵地の林下に生えているのを確認することができた。

ガンクビソウとの違い

名前が被っているガンクビソウとは、特徴が明らかに違う。

1.花が咲いているとき・根の葉っぱの有無

  • ガンクビソウ 無し
  • サジガンクビソウ 有り

サジガンクビソウの根の葉(サジガンクビソウの根の葉)

2.花の大きさ

  • ガンクビソウ 0.6~0.8cm
  • サジガンクビソウ 0.8~1.5cm

さらに花の形も明らかに違う

ガンクビソウの花(参考 ガンクビソウの花)

サジガンクビソウの花(サジガンクビソウの花)

両者の違いは、上記の2点花の形を確認すれば、間違えることは無い。

ガンクビソウの記事はこちらからどうぞ

サジガンクビソウを見た経験談

2024年8月24日、ナガバノコウヤボウキの花を目当てに、東京都町田市・大戸緑地を訪れる。
緑地内・雨乞い場の碑のベンチで休んでいると、下向きに咲いている花が目に入った。
近づいてみると、サジガンクビソウの花が咲いているのを確認することができた。

サジガンクビソウの花(サジガンクビソウの花 2024年8月24日撮影)

まずサジガンクビソウの全体像は、あまりにも地味なので、名前や特徴を知らないと、見逃してしまう。
これはサジガンクビソウを含む、ヤブタバコ属に言えることである。

サジガンクビソウの全体像(サジガンクビソウの全体像)

しかし、サジガンクビソウは地味でありながら、ピンと立っていて、立派な姿である

サジガンクビソウの花(サジガンクビソウの花 2024年8月24日撮影)

サジガンクビソウの花は見ごろを迎え、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。
しかし、サジガンクビソウの花は下向きに咲いていることから、花全体を撮影するのに手こずってしまう。

サジガンクビソウの花(サジガンクビソウの花 2024年8月24日撮影)

サジガンクビソウの葉(サジガンクビソウの葉)


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サジガンクビソウ(キク科)花期8~10月
分布 本州・四国・九州・沖縄
やや乾いた山地や丘陵地の木陰に生える高さ25~50cmの多年草。
茎や葉には毛が生えている。
根生葉は花のころも残り、長さ9~15cm・幅2.5~3.5cmの倒披針形で、ギザギザはほとんど無い。
ちなみに根生葉とは、地上の茎の根元についている葉をいう。
茎葉は小さく、まばらにつき、上部では線状披針形になる。
枝先に緑白色の花を、下向きに1個ずつつける。
花は直径0.8~1.5cm。
基部に苞葉(ほうよう)がある。
ちなみに苞葉とは、芽やつぼみを包んでいる特殊な形をした葉をいう。
(山渓ハンディ図鑑 野に咲く花参照)


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