・タネツケバナの花・タネツケバナに似ている花(ナズナ・マルバコンロンソウ・ミチタネツケバナ)との違い・タネツケバナを見た経験談を紹介しています。
タネツケバナの花を初めて見た日
タネツケバナの花を初めて見たのは、2021年3月11日に、東京都八王子市・片倉城跡公園で見ることができた。
(タネツケバナの花 2024年3月30日撮影)
タネツケバナの名前の由来
タネツケバナの名前の由来は、種もみを水に漬け、苗代の準備をするころに花が咲くことから名付けられた。
ちなみに苗代とは、田植えまでの間、稲の苗を育てるための田んぼをいう。
タネツケバナの花言葉
タネツケバナの花言葉は、「勝利」・「不屈の心」・「情熱」・「燃える思い」・「父の失策」・「君に捧げる」
タネツケバナの生えている場所
タネツケバナの生えている場所は、自分が見た限りでは、水辺近くの湿り気のある場所に生えているのを確認することができた。
タネツケバナに似ている花
タネツケバナに似ている花との違いをまとめました。
ナズナとの違い
厄介なのが、ナズナの花に似ていて、判別が難しいと感じる。
1.草の高さ
- ナズナ 10~40cm
- タネツケバナ 20~30cm
2.実の形
- ナズナ ハート形
- タネツケバナ 線形
3.葉っぱの形
- ナズナ 楕円形
- タネツケバナ 奇数羽状複葉
(タネツケバナの葉)
(参考 ナズナの花)
(タネツケバナの花)
両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。
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マルバコンロンソウとの違い
厄介なのが、マルバコンロンソウの花に似ていて、判別が難しいと感じる。
違いは葉っぱの形
- マルバコンロンソウ 円形
- タネツケバナ 奇数羽状複葉
(参考 マルバコンロンソウの葉)
(タネツケバナの葉)
(参考 マルバコンロンソウの花)
(タネツケバナの花)
両者の違いは、葉っぱの形を確認すれば、間違えることは無い。
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ミチタネツケバナとの違い
厄介なのが、ミチタネツケバナの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。
まず生えている場所
- ミチタネツケバナ アスファルトのすき間などの乾いた場所
- タネツケバナ 水辺近くの湿り気のある場所
次に花の大きさ
- ミチタネツケバナ 直径2~3mm
- タネツケバナ 直径4~5mm
(参考 ミチタネツケバナの花)
(タネツケバナの花)
(参考 ミチタネツケバナの全体像)
(タネツケバナの全体像)
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。
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ミチタネツケバナの花を初めて見た日 ミチタネツケバナの花を初めて見たのは、2016年3月4日で、場所は神奈川県…
タネツケバナを見た経験談
2024年3月30日、定点観察のため、神奈川県川崎市中原区・中原区市民健康の森を訪れる。
公園内の池をウロウロしていると、白色の花が目に入った。
近づいてみると、タネツケバナの花が咲いているのを確認することができた。
(タネツケバナの花 2024年3月30日撮影)
タネツケバナの白色の花は、春に水辺近くの湿った場所に咲き出すと、目につきやすい。
(タネツケバナの花 2024年3月30日撮影)
タネツケバナの花が咲き出すと、春本番が来たことを実感する。
(タネツケバナの花 2024年3月30日撮影)
ちなみにタネツケバナを含むアブラナ科は、似た花が多い。
また春にアブラナ科の花が多く咲くことから、判別に頭を悩ませる。
タネツケバナの名前の由来である、田植え前の水田に花が咲くというのは、生えている姿を見ていて納得できる。
(タネツケバナの全体像)
タネツケバナの花は見ごろを迎えていたが、撮影するときに足元が悪く、生えている場所も距離があり、満足にいく撮影といかなかった。
今後の宿題として、タネツケバナの花をハッキリ撮影することである。
(タネツケバナの花 2024年3月30日撮影)
タネツケバナ(アブラナ科)花期3~6月
分布 日本全土
どこの田んぼでも見られる極めて普通な水田雑草の1つである。
冷たい風の吹く早春から咲いている。
高さが10cmほどで咲き出し、最盛期には30cm近くになり、多数の枝を分けて、真っ白に咲く。
普通は秋に芽生えて冬を越し、春に開花する。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)
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