チダケサシの花を初めて見た日
チダケサシの花を初めて見たのは、2017年7月3日で、場所は東京都八王子市の片倉城跡公園で見ることができた。
チダケサシの名前の由来
チダケサシの名前の由来は、チダケとは傷をつけると白い乳液を出す食用のキノコのチチタケのことで、このキノコを本種の茎に刺して持ち帰ったから名付けられたとされている。
チダケサシの生えている場所
チダケサシの生えている場所は、自分が見た限りでは、山野の湿り気の多い場所に群生して生えているのを確認することができた。
チダケサシを見た経験談
2021年6月28日に東京都八王子市の長池公園を散策していたときに、散策路の湿り気の多い場所にチダケサシの花がチラホラ咲いていた。
やはり名前の由来のとおり、串をさしたような直立した花の付き方が見事であった。
またやや淡いピンク色の花もとても綺麗な印象を与えた。
ただチダケサシの花がたまたま薄暗い林の下に生えていたので、コンパクトデジタルカメラではハッキリとしたピンク色を表現することができなかった。
無事チダケサシの花を撮影することができた。
(上の3点ともチダケサシの花 2021年6月28日撮影)
(チダケサシの葉)
チダケサシ(ユキノシタ科)花期7~8月
分布 本州・四国・九州
山地のススキ草原に生え、茎は直立して高さが80㎝ほどになる。
茎は固いが簡単に折れるので、もろくて崩れやすいチチタケを持ち帰るには好都合であったろう。
湿り気の場所を好むので、流れのそばなどに多い。
花軸(かじく)に腺毛が生えるのが特徴。
ちなみに花軸とは花が穂のようにつくとき、その穂の中軸となって花をつける茎の部分をいう。
花言葉は「まっすぐな性格」
(山渓フィールドブックス 夏の野草参照)