
・ヤブタバコの花・ガンクビソウとの違い・ヤブタバコを見た経験談を紹介しています。
ヤブタバコの花を初めて見た日
ヤブタバコの花を初めて見たのは、2018年9月23日に、神奈川県葉山町・森戸川林道で見ることができた。
(ヤブタバコの花 2025年9月23日撮影)
ヤブタバコの名前の由来
ヤブタバコの名前の由来は、葉っぱがタバコの葉っぱに似ているところから名付けられた。
ヤブタバコの花言葉
ヤブタバコの花言葉は、「豊かな感情」
ヤブタバコの生えている場所
ヤブタバコの生えている場所は、自分が見た限りでは、平地や丘陵地の林下に生えているのを確認することができた。
ガンクビソウとの違い
厄介なのが、ガンクビソウによく似ていて、判別が難しいと感じる。
1.草の高さ
- ガンクビソウ 0.3~1.5m
- ヤブタバコ 0.5~1m
2.葉っぱの形
- ガンクビソウ 長楕円形で、先端がとがる
- ヤブタバコ 広い楕円形~長楕円形で、両面に短い毛が生え、しわがある
(参考 ガンクビソウの葉)
(ヤブタバコの葉)
ガンクビソウの花の周囲に、葉っぱが生えている。
(参考 ガンクビソウの花)
(ヤブタバコの花)
両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。
ガンクビソウの記事はこちらからどうぞ
ガンクビソウの花・ガンクビソウを見た経験談を紹介しています。
ヤブタバコを見た経験談
2025年9月23日、イヌコウジュの花を目当てに、神奈川県川崎市中原区・中原市民健康の森を訪れる。
公園内・頂上の林下をウロウロしていると、黄色の小さすぎる花が点々と咲いている。
よく見ると、ヤブタバコの花が咲いているのを確認することができた。
(ヤブタバコの花 2025年9月23日撮影)
ヤブタバコの花は黄色であるが、直径1cmと小さすぎて、目立たない。
(ヤブタバコの花 2025年9月23日撮影)
ただヤブタバコの花が、うつむき加減で咲いている姿は、可愛い印象を受ける。
(ヤブタバコの花 2025年9月23日撮影)
ヤブタバコの根生葉と下部の葉っぱは、長さ25~30cm・幅10~15cmの広い楕円形~長楕円形。
また上部の葉っぱは、しわが目立つことから、見方によっては花より目立つ。
しかし、ヤブタバコの根生葉(ロゼット・根に近い葉っぱ)は、花が咲いているときは枯れている。
(ヤブタバコの葉)
ヤブタバコの全体像を見ると、他の草に混ざって生えていて、名前や特徴を知らないと、素通りしてしまう。
しかし、ヤブタバコの花が枝いっぱいに咲いている姿は立派。
(ヤブタバコの全体像)
ヤブタバコの名前の由来は、「タバコの葉っぱに似ている」であるが、タバコの葉っぱを見たことが無いので、いまいちピンとこない。
ヤブタバコの花は見ごろを迎え、花付きの良いものを選んで、撮影することができた。
しかし、ヤブタバコの花は1cmと小さすぎて、ピントを合わせるのに、苦戦してしまう。
今後の宿題として、晩秋に熟すヤブタバコの実を撮影することである。
(ヤブタバコの花 2025年9月23日撮影)
ヤブタバコ(キク科)花期9~11月
分布 日本全土
人家周辺や山裾などのやぶに生える。
筒状花(とうじょうか)だけからなる花を、枝いっぱいにつける。
ちなみに筒状花とは、花びらが筒状になっているもの。
花びらが無いので、咲いていても目立たない。
花の筒部にあたる総苞(そうほう)に触ると粘り、少し嫌な臭いがある。
ちなみに総苞とは、花全体を基部で包む、うろこ状の集まりをいう。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)
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