ヤマホタルブクロの花ホタルブクロとの違いを紹介しています。

ヤマホタルブクロの花を初めて見た日

ヤマホタルブクロの花を初めて見たのは、2016年7月28日に、東京都奥多摩・御岳山で見ることができた。

ヤマホタルブクロの花(ヤマホタルブクロの花 2023年6月26日撮影)

ヤマホタルブクロの名前の由来

ヤマホタルブクロの名前の由来は、ホタルブクロに花が似ていて、山に生えているところから名付けられた。

ヤマホタルブクロの花言葉

ヤマホタルブクロの花言葉は、「雨を楽しむ」・「忠実」・「献身的な愛」

ヤマホタルブクロの生えている場所

ヤマホタルブクロの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の道ばたに生えているのを確認することができた。

ホタルブクロとの違い

厄介なのが、ホタルブクロの花に似ていて、判別に迷ってしまう。

違いは、萼片(がくへん)と萼片の間・付属体の有無

  • ホタルブクロ 付属体が有り、反り返っている
  • ヤマホタルブクロ 付属体が無く、反り返っていない

ちなみに萼片とは、花の外側にある集合体をいう。

また現地で観察して感じたことは、ホタルブクロの花は淡い紫色が多いのに対して、ヤマホタルブクロの花は紅紫色が多い。

ホタルブクロの花(参考 ホタルブクロの花)

ヤマホタルブクロの花(ヤマホタルブクロの花)

両者の違いは、萼片と萼片の間・付属体の有無や反り返りの有無を確認すれば、容易に区別することができる。

ホタルブクロの記事はこちらからどうぞ

ヤマホタルブクロを見た経験談

2023年6月26日、山の花を探しに、山梨県北杜市・清里を訪れる。

清里から吐竜(どりゅう)の滝へ向かっている途中、道ばたにホタルブクロに似た花が目に飛び込む。
近づいてみると、花の萼片と萼片の間に付属体が無く反り返って無いことから、ヤマホタルブクロの花であることがわかった。

ヤマホタルブクロの花(ヤマホタルブクロの花 2023年6月26日撮影)

ヤマホタルブクロの花を見ていると、山地に生えていて、自然のきれいな空気に触れているせいか、紅紫色の花が混じり気無く、きれいに感じた

ヤマホタルブクロの花(ヤマホタルブクロの花 2023年6月26日撮影)

ヤマホタルブクロの茎に、花がビッシリ垂れ下がって咲いていると、紅紫色の花であるからか、圧巻の一言である

ヤマホタルブクロの花(ヤマホタルブクロの花 2023年6月26日撮影)

ヤマホタルブクロは名前の由来のとおり、ホタルブクロより、標高の高い山地に生えている。

ヤマホタルブクロの花が道ばたにビッシリ咲いていたので、走行している車に気をつけて撮影した。
無事ヤマホタルブクロの花を撮影することができた。

ヤマホタルブクロの花ヤマホタルブクロの花(上の2点ともヤマホタルブクロの花 2023年6月26日撮影)

ヤマホタルブクロの葉(ヤマホタルブクロの葉)



ヤマホタルブクロ(キキョウ科)花期6~8月
分布 本州(東北地方~近畿地方)
花は紅紫色が普通であるが、白色もある。
本州の中央部だけに分布する。
山の崩壊地や礫(れき)地に多く、崖崩れなどがあると、いち早く侵入する裸地植物である。
高さは30cmほどのものが多い。
種子には翼があり、風に運ばれて、分布を広げる。
また、根元にあるロゼットでも繁殖する。
(山渓フィールドブックス 夏の野草参照)


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