・ヤマホトトギスの花・ホトトギスとの違い・ヤマホトトギスを見た経験談を紹介しています。
ヤマホトトギスの花を初めて見た日
ヤマホトトギスの花を初めて見たのは、2024年9月12日に、東京都八王子市・片倉城跡公園で見ることができた。
(ヤマホトトギスの花)
ヤマホトトギスの名前の由来
ヤマホトトギスの名前の由来は、属名 トルキルテイスはtreis(3)とcyrtos(曲)との合成語で、3枚の花びらの基部が曲がって、距になることから名付けられた。
ちなみに距とは、花の後ろに突き出した中空の角状をいう。
種小名 マクロポーダは、長い柄のあるという意味。
ヤマホトトギスの花言葉
ヤマホトトギスの花言葉は、「あなたを永遠に忘れない」
ヤマホトトギスの生えている場所
ヤマホトトギスの生えている場所は、自分が見た限りでは、丘陵地の林下に生えているのを確認することができた。
ホトトギスとの違い
名前が被っているホトトギスに花が似ている。
1.特徴の違い
- ホトトギス 茎の毛が上向きで、葉っぱの両面に毛が多い
- ヤマホトトギス 茎の先に花柄が枝を分けて、数個の花をつける
2.花びらの反り返り
- ホトトギス 花びらが上向きに咲く
- ヤマホトトギス 花びらが下向きに反り返る
(参考 ホトトギスの花)
(ヤマホトトギスの花)
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。
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ホトトギスを見た経験談
2024年9月12日、秋の花を探しに、東京都八王子市・片倉城跡公園を訪れる。
公園内・片倉沢に差し掛かると、ホトトギスに似た花がチラッと見えた。
よく見ると、花びらが下向きに反り返っていることから、ヤマホトトギスの花であることがわかった。
(ヤマホトトギスの花)
ヤマホトトギスの花は、ホトトギスの花に比べて、自然の環境下に溶け込んでいることを実感する。
(ヤマホトトギスの花)
またヤマホトトギスの花は白色をベースに、紫色の斑模様の配色であることから、渋い印象を受ける。
(ヤマホトトギスの花)
ちなみにヤマホトトギスは、同じ時期に花が咲くヤマジノホトトギスに、名前や花がよく似ていて紛らわしい。
ヤマホトトギスは地方自治体によっては、絶滅危惧種に指定されている。
片倉城跡公園のヤマホトトギスの花は咲き始めであり、咲いているものを選んで、撮影することができた。
(ヤマホトトギスの花)
(ヤマホトトギスの葉)
ヤマホトトギス(ユリ科)花期7~9月
分布 北海道・本州・四国・九州
山地の林下や草原に生え、高さは60cmほどになる。
花を見ると、雄しべと雌しべがくっついて、噴水のような形をしているが、筒の部分に紫の斑紋があるのが特徴。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)
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