ヤマトウバナの花トウバナとの違いを紹介しています。

ヤマトウバナの花を初めて見た日

ヤマトウバナの花を初めて見たのは、2022年7月18日に、山梨県富士河口湖町・精進口登山道で見ることができた。

ヤマトウバナの花(ヤマトウバナの花)

ヤマトウバナの名前の由来

ヤマトウバナの名前の由来は、まずトウバナについて、花穂(かすい)を塔に見立てたところから名付けられた。
ちなみに花穂とは、花が稲穂のように長く群がって咲く姿をいう。

次にヤマについては、山に生えていることから

ヤマトウバナの花言葉

ヤマトウバナの花言葉は、「人間味のある」

ヤマトウバナの生えている場所

ヤマトウバナの生えている場所は、自分が見た限りでは、標高1000m前後・山地の林下に群生しているのを確認することができた。

トウバナとの違い

トウバナと名前が被っていて、植物観察を始めたとき、判別が難しいと感じる。

違いはまず花期

  • トウバナ 春本番
  • ヤマトウバナ 真夏

また生えている環境も異なり

  • トウバナ 平地の林下
  • ヤマトウバナ 標高1000m前後・山地の林下

トウバナの花(参考 トウバナの花)

ヤマトウバナの花(ヤマトウバナの花)

両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。

トウバナの記事はこちらどうぞ

ヤマトウバナを見た経験談

2022年7月18日、夏の花を探しに、山梨県富士河口湖町・精進口登山道を訪れる。
登山道には花らしい花は見当たらず、富士風穴に差し掛かったとき、白色の小さな花が目に飛び込む。
近づいてみると、ヤマトウバナかミヤマトウバナか?悩んだ。

自宅に戻り、図鑑やインターネットの画像検索で、撮影してきた被写体を調べる。
すると、ミヤマトウバナは草の高さが30~70cmであるのに対して、ヤマトウバナは10~30cmであることがわかる。
現地に生えていたものは、自分の登山靴ぐらいの高さであることから、ヤマトウバナの花と判断した。

ヤマトウバナの花(ヤマトウバナの花)

ヤマトウバナの花を初めて見たときは、本当に小さいなぁと思った。
植物観察に興味が無ければ、ヤマトウバナの花は7mmとかなり小さいため見逃してしまう。

ヤマトウバナの花(ヤマトウバナの花)

ヤマトウバナの花は、山地の林の下の薄暗い場所に生えていて、被写体を撮影するときに、ピントを合わせるのに苦労した。
また、白色の花なので、撮影をより難しくさせた。

ヤマトウバナの花は咲き始めであったが、咲いている花が少なかった。
無事ヤマトウバナの花を撮影することができた。

ヤマトウバナの花(ヤマトウバナの花)

ヤマトウバナの葉(ヤマトウバナの葉)


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ヤマトウバナ(シソ科)花期6~7月
分布 本州(中部地方以西)・四国・九州
山地の木陰に生える多年草。
茎はやや斜めに立ち上がる。
葉は対生し、長さ6~15mmの柄があり、長卵形または卵形で長さ2~5cm先はややとがり、粗いギザギザがある。
茎の上には短い花序(かじょ)がふつう1個つく。
ちなみに花序とは、花が茎または枝につく並び方をいう。
花は白色で長さ8~9mm、花の上の部分は浅く2裂し、下の部分は3裂する。
(山渓ハンディ図鑑 山に咲く花参照)


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