セキヤノアキチョウジ

・セキヤノアキチョウジの花を紹介しています。

セキヤノアキチョウジの花を初めて見た日

セキヤノアキチョウジの花を初めて見たのは、2021年9月27日で、場所は山梨県富士吉田市の林道忍野明見線で見ることができた。

（セキヤノアキチョウジの花）

セキヤノアキチョウジの名前の由来

セキヤノアキチョウジの名前の由来は、まずアキチョウジは「秋丁字」の意味で、秋に花が丁字形に開くことによる。
次に「セキヤ」については、神奈川県箱根に多く見られ、関屋（関所の番小屋）から名付けられたとされている。
しかし、今の時代に関屋と言われても全然イメージがわかない。

個人的な意見であるが、セキヤノアキチョウジは名前が覚えにくいと思う。

セキヤノアキチョウジの花言葉

セキヤノアキチョウジの花言葉は、「秘めやかな思い」

セキヤノアキチョウジの生えている場所

セキヤノアキチョウジの生えている場所は、自分が見た限りでは、林の下の湿った場所に群生して生えているのを確認することができた。

セキヤノアキチョウジを見た経験談

2021年9月27日、山の花を探しに山梨県富士吉田市の高座山を訪れた。

鳥居地峠に向かう途中、林道・忍野明見線を歩いているとき、紫色の細くてぶら下がっている花が目に飛び込んできた。
近づいて見ると、セキヤノアキチョウジの花を確認することができた。

（セキヤノアキチョウジの花）

セキヤノアキチョウジの花を初めて見たとき、細長い紫色の花で、「面白い形をした花だなぁ」と思った。
また、季節が秋に入ったこともあってか、紫色の花が季節にマッチしていて、とても綺麗であった。

（セキヤノアキチョウジの花）

セキヤノアキチョウジは群生して生えていて、花を初めて見た場所から林道を先に進むと、たくさん咲いているのを確認することができた。

セキヤノアキチョウジの花はたくさん咲いていたが、被写体を撮影するとき、花の形が細長いということもあり、明るさや角度を考慮しての撮影となった。
無事セキヤノアキチョウジの花を撮影することができた。

（セキヤノアキチョウジの花）

（セキヤノアキチョウジの葉）

セキヤノアキチョウジ（シソ科）花期9～10月
分布　本州（関東・中部地方）
萼片（がくへん）は線形で細くとがり、花柄は無毛なのが特徴。
ちなみに萼片とは、花の萼を構成する一部分をいう。
アキチョウジに比べると、花柄がやや長いのも区別点となる。
また、生えている場所も関東と中部地方だけに分布するので、生えている場所でも区別がつく。
山地や林縁や草やぶに生え、高さは1mほどになる。
湿り気のある場所を好むので、沢沿いなどにも多い。
（山渓フィールドブックス　秋の野草参照）