モクレイシの花

モクレイシの花モクレイシを見た経験談を紹介しています。

モクレイシの花を初めて見た日

モクレイシの花を初めて見たのは、2022年3月4日に、神奈川県二宮町・吾妻山公園で見ることができた。

モクレイシの花(モクレイシの花)

モクレイシの名前の由来

モクレイシの名前の由来は、レイシ」はライチをいい、「モク」は木であることから名付けられた。
ちなみにライチは、ムクロジ科である。

モクレイシの生えている場所

モクレイシの生えている場所は、自分が見た限りでは、海岸近くの山地に生えているのを確認することができた。
ただモクレイシは、植物園で見ることができる。

モクレイシを見た経験談

モクレイシの名前を知ったのは、2021年12月、自分が見ている花ブログである。
花ブログによると、東京都八王子市・多摩森林科学園に、緑色の皮で覆われているモクレイシの実が紹介されていた。

どうしても自生のモクレイシが見たいと思い、神奈川県内に自生のモクレイシがあるか?インターネットで調べる。
すると、神奈川県二宮町・吾妻山公園モクレイシがあることがわかった。

2022年3月、モクレイシの花が咲いているか?確認するため、吾妻山公園に向かう。
現地に着くと、木が多く生えていて、モクレイシの木を探すのに手間取る。

ちょうど公園内・浅間神社に差し掛かったとき、モクレイシの表札が目に入る。
木をのぞくと、黄緑色の小さな花を見つけ、モクレイシの花が集まって咲いていた。

モクレイシの花(モクレイシの花)

モクレイシを含むニシキギ科に言えることだが、実はかなり目立つが、花が地味で目立たないものが多い印象を受ける。
モクレイシの花は植物観察に関心が無い、または名前を知らないと、本当に見逃してしまう。

吾妻山公園にあるモクレイシは、植えられたものか自生のものか判断が難しかった。
場所が海岸近くに生えているので、自生のものと判断して、記事に掲載することにした。

ちなみに吾妻山公園は山頂の菜の花畑が有名である。
早春になると、山頂の菜の花畑から見た富士山が全国ニュースで流れるほど有名である。
しかし皮肉にも、公園内のモクレイシの花や存在に気付く人は、植物に関心がある人だけである。

モクレイシの花を撮影していたとき、吾妻山公園を訪れる人は、山頂・菜の花畑へ向かっていた。
自分1人だけ、モクレイシの花を静かに撮影していた。

モクレイシの花(モクレイシの花)

2023年1月8日、モクレイシの実を目当てに、再び吾妻山公園を訪れる。
モクレイシの実は外側の緑色の皮が破けて、鈍い赤色の実が熟していた。

冬の陽気に鈍く赤色に熟した実は、とても綺麗であった。

モクレイシの実モクレイシの実(上の2点ともモクレイシの実 2023年1月8日撮影)

モクレイシの葉(モクレイシの葉)


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モクレイシ(ニシキギ科)花期2~4月
分布 本州(房総半島南部・神奈川県・伊豆半島・伊豆諸島)・九州(南部・五島列島)・沖縄
常緑(じょうりょく)低木または小高木で、高さ2~5m。
ちなみに常緑とは、1年中木から葉が落ちないことをいう。
樹皮は灰褐色。
枝は暗紫色。
葉は対生で、長さ4~8cm・幅2~4cmの楕円形または卵形で全縁。
葉の両面とも無毛。
葉の柄は長さ5~15mm。
花は雌雄異株の黄緑色で、大きさは直径5mmほどである。
(山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花 離弁花2参照)


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