・ミミガタテンナンショウの花を紹介しています。
ミミガタテンナンショウの花を初めて見た日
ミミガタテンナンショウの花を初めて見たのは、2016年4月9日に、東京都八王子市・小宮公園で見ることができた。
(ミミガタテンナンショウの花 2022年4月10日撮影)
ミミガタテンナンショウの名前の由来
ミミガタテンナンショウの名前の由来は、学名 リムバートウムは、耳の大きいという意味である。
和名のミミガタも、仏炎苞(ぶつえんほう)の左右に張り出した、耳たぶ形の付属物によることから名付けられた。
ちなみに仏炎苞とは、サトイモ科の花の特徴である、肉穂花序(にくすいかじょ)を包む外側の部分をいう。
ミミガタテンナンショウの花言葉
ミミガタテンナンショウの花言葉は、「壮大な美」
ミミガタテンナンショウの生えている場所
ミミガタテンナンショウの生えている場所は、自分が見た限りでは、山野の林下にたくさん生えているのを確認することができた。
ミミガタテンナンショウを見た経験談
2023年4月3日、ハルユキノシタの花を目当てに、神奈川県相模原市緑区・早戸川林道を訪れる。
林道入口から少し歩くと、グロテスクな形をした花が目に飛び込む。
近づいてみると、ミミガタテンナンショウの花が見ごろを迎えていた。
(ミミガタテンナンショウの花 2023年4月3日撮影)
ミミガタテンナンショウの花を見ていると、薄気味悪く笑っている印象を受ける。
しかし、ミミガタテンナンショウの花が咲き出すと、春真っ只中の実感がわく。
(ミミガタテンナンショウの花 2023年4月3日撮影)
ちなみにミミガタテンナンショウを含むサトイモ科の花に言えることだが、グロテスクで不気味な花が多い。
花に興味が無い人から見れば、「これが花なのか?」と疑問を持ってしまう。
ミミガタテンナンショウの花は、それぞれ別の方向に向いて咲いていることが多く、撮影に手間取ってしまう。
(ミミガタテンナンショウの花 2023年4月3日撮影)
ミミガタテンナンショウを含む、サトイモ科テンナンショウの仲間は日本全国に種類が多く、専門家でも判別に頭を悩ませる。
しかし、ミミガタテンナンショウの花の特徴は、仏炎苞の下に耳たぶのように左右張り出している。
(ミミガタテンナンショウの花 2023年4月3日撮影)
毎年ミミガタテンナンショウの花が咲くと思い出すのが、2019年春、友達と高尾山を歩いていたときである。
ミミガタテンナンショウの花の高さが異なるから、低いものを「チビちゃん」・高いものを「デカちゃん」・花の茎が折れているものを「骨折している」と談笑した記憶を思い出す。
ミミガタテンナンショウの葉っぱは、手のひらのような形をしている。
(ミミガタテンナンショウの葉)
ちなみにミミガタテンナンショウは、植物全体に毒が含まれている。
ミミガタテンナンショウの花がたくさん咲いていて、被写体を選ぶのに迷うほどであった。
(ミミガタテンナンショウの花 2023年4月3日撮影)
ミミガタテンナンショウ(サトイモ科)花期4~5月
分布 本州(関東地方以北)・四国
雑木林の下や竹林の縁・草原などの肥沃な場所に生える。
高さは50cmほどになる。
花が咲き出す頃はまだ葉が出てこないことが多く、葉は花より少し遅れて、茎の途中より出てくる。
花は葉よりも高い位置で咲く。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)
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