・ミクリの花・ミクリを見た経験談を紹介しています。
ミクリの花を初めて見た日
ミクリの花を初めて見たのは、2023年6月17日に、東京都立川市・矢川緑地保全地域で見ることができた。
(ミクリの花)
ミクリの名前の由来
ミクリの名前の由来は、果実がクリの「イガ」のように見えるところから名付けられたとされている。
ミクリの花言葉
ミクリの花言葉は、「恋の痛み」
ミクリの生えている場所
ミクリの生えている場所は、自分が見た限りでは、きれいな水が流れている小川に群生して生えているのを確認することができた。
ミクリを見た経験談
ミクリの名前を知ったのは、2023年6月10日、東京都八王子市・長池公園自然館でジュンサイの花を撮影していたときに館長さんとの会話であった。
自然館の中庭にミクリは植えられていて、館長さんは「自生のミクリは国立市もしくは日野市で見ることができる」とおっしゃっていた。
インターネットで、自分が見ている花ブログを周回していたとき、ミクリの花が東京都立川市・矢川緑地保全地域にあることが紹介されていた。
日にちは経っているが、まだミクリの花が咲いていると思い、現地に向かうことにした。
矢川緑地保全地域に着いて、小川沿いをウロウロ探していると、白色のモジャモジャした小さな花が目に飛び込んできた。
遠目で見ると、ミクリの花が咲いているのを確認することができた。
(ミクリの花)
ミクリの花を初めて見たとき、図鑑やインターネットで、花のことを知らないと見逃してしまう。
また、ミクリは葉っぱが長くて目立つので、群生して生えていることから、どうしても花を探すのに手間取ってしまう。
(ミクリの花)
(ミクリの葉)
ミクリは雄花と雌花に構成されていて、雄花は黄色みを帯びていて、雌花は白色でモジャモジャしている。
(ミクリの雄花と雌花)
ミクリは、水がきれいな川や池で無いと、生息できない植物である。
実際に矢川緑地保全地域を訪れたとき、東京都の住宅地近くでありながら、小川の水の透明度にビックリしてしまった。
(矢川緑地保全地域の小川)
小川の水がきれいなおかげで、ミクリが生息できる環境が保たれていると、現地にいて実感した。
ミクリの生えている環境が激変していることから、国の絶滅危惧種に指定されている。
ミクリの花が咲いている場所は、少し遠い距離にあったので、撮影するのに手間取ってしまった。
今後の宿題として、近い距離で、ミクリの花を撮影することである。
無事ミクリの花を撮影することができた。
(ミクリの花)
(ミクリの実)
ミクリ(ミクリ科 APG分類ではガマ科)花期6~8月
分布 北海道・本州・四国・九州
準絶滅危惧(NT)
池や沼などの岸辺に生えるが、根は水中の泥のなかにある。
株の高さは大きなもので1m以上になる。
花の茎は枝分かれして、上部に雄花がつき、同じ枝の下のほうに雌花が咲く。
果実はたくさんの種子が集まってできた集合果である。
ちなみに集合果とは、複数の小さな果実が1つに集まった果実をいう。
果実の直径は2cmほどである。
(山渓フィールドブックス 夏の野草参照)
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