・ミシマサイコの花・ホタルサイコとの違い・ミシマサイコを見た経験談を紹介しています。
ミシマサイコの花を初めて見た日
ミシマサイコの花を初めて見たのは、2023年9月10日に、東京都小平市・東京都薬用植物園で見ることができた。
(ミシマサイコの花)
ミシマサイコの名前の由来
ミシマサイコの名前の由来は、まず「サイコ」について、根は重要な薬草で柴胡(さいこ)と呼ぶ。
次に「ミシマ」について、生薬の山地で有名な静岡県三島から名付けられた。
ミシマサイコの花言葉
ミシマサイコの花言葉は、「初めてのキス」・「揺れる思い」・「幸せな家庭」
ミシマサイコの生えている場所
ミシマサイコの生えている場所は、自生のものについては、日当たりのよい山地や丘陵地に生えている。
しかし、ミシマサイコは植物園で見ることができ、自分が見た限りでは、東京都薬用植物園で見ることができた。
ホタルサイコとの違い
厄介なのが、ホタルサイコの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。
違いは葉っぱのつき方
- ホタルサイコ 茎の葉っぱの基部は茎を抱き、上部の茎の葉っぱの幅は2cm以上
- ミシマサイコ 茎の葉っぱの基部は茎を抱かず、上部の茎の葉っぱの幅は2cm以内
(参考 ホタルサイコの葉)
(ミシマサイコの葉)
(参考 ホタルサイコの花)
(ミシマサイコの花)
両者の違いは、葉っぱのつき方を確認すれば、容易に判別することができる。
ホタルサイコの記事はこちらからどうぞ
・ホタルサイコの花・ミシマサイコとの違いを紹介しています。 ホタルサイコの花を初めて見た日 ホタルサイコの花を…
ミシマサイコを見た経験談
2023年9月10日、足のケガが思わしくなく、山にも行けず、東京都小平市・東京都薬用植物園を訪れる。
園内を歩いていると、黄色の小さな花が目に飛び込む。
近づいてみると、説明板に「ミシマサイコ」と表記されていたので、ミシマサイコの花であることがわかった。
(ミシマサイコの花)
ミシマサイコの花を初めて見たとき、黄色の花があまりにも小さいので、説明板が無ければ、見逃してしまうところであった。
(ミシマサイコの花)
ミシマサイコは、セリ科の仲間では黄色の花と珍しいことから、判別しやすい。
(ミシマサイコの花)
ミシマサイコの葉っぱは、セリ科では珍しく、白緑色の線形が特徴である。
(ミシマサイコの葉)
ミシマサイコは薬用で利用されることが多く、採取されていることから、自生のものは激減していて、国の絶滅危惧種に指定されている。
ミシマサイコの花は咲き始めであり、花があまりにも小さいので、ピントを合わせるのに苦労した。
今後の宿題として、自生のミシマサイコを撮影することである。
(ミシマサイコの花)
(ミシマサイコの全体像)
ミシマサイコ(セリ科)花期8~10月
分布 本州・四国・九州
絶滅危惧Ⅱ類(VU)
山間部の畑などで栽培されている。
漢方では解熱・鎮痛・解毒・抗炎症などに使われる用途の広い薬草で、薬理効果も確かめられている。
細かく枝を分けて、高さ60cmほどになるが、花のころは倒れていることが多い。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)
今回の記事が参考になれば、応援クリックよろしくお願いします^^
にほんブログ村