
・クサネムの花・クサネムに似ている植物(カラスノエンドウ・ネムノキ)との違い・クサネムを見た経験談を紹介しています。
クサネムの花を初めて見た日
クサネムの花を初めて見たのは、2017年8月27日に、千葉県山武市・殿台の田んぼで見ることができた。
(クサネムの花 2026年7月18日撮影)
クサネムの名前の由来
クサネムの名前の由来は、葉っぱの形が樹木のネムノキに似ていることから名付けられた。
クサネムの花言葉
クサネムの花言葉は、「厄介な」
クサネムの生えている場所
クサネムの生えている場所は、自分が見た限りでは、田んぼのあぜに生えているのを確認することができた。
クサネムに似ている植物
クサネムに似ている植物をまとめました。
カラスノエンドウとの違い
厄介なのが、カラスノエンドウの花に少し似ている。
1.生えている場所
- カラスノエンドウ 道ばたや草むらなどの乾いた場所
- クサネム 田んぼや湿地などの湿り気の多い場所
2.花期
- カラスノエンドウ 3~5月
- クサネム 7~10月
3.花の色
- カラスノエンドウ 赤紫色
- クサネム クリーム色に近い黄色
(参考 カラスノエンドウの花)
(クサネムの花)
4.小葉の枚数
- カラスノエンドウ 5~7対
- クサネム 20~30対
ちなみに小葉とは、複数で構成されている小さい葉っぱをいう。
(参考 カラスノエンドウの葉)
(クサネムの葉)
両者の違いは、上記の4点を確認すれば、間違えることは無い。
カラスノエンドウの記事はこちらからどうぞ
カラスノエンドウの花・スズメノエンドウとの違い・カラスノエンドウを見た経験談を紹介しています。
ネムノキとの違い
厄介なのが、ネムノキの葉っぱによく似ている。
1.植物の分類
- ネムノキ 樹木
- クサネム 山野草
2.花の色・形
- ネムノキ ピンク~白色で、糸状に咲く
- クサネム クリーム色に近い黄色で、蝶形花
ちなみに蝶形花とは、チョウの形に似た花をいう。
(参考 ネムノキの花)
(クサネムの花)
(参考 ネムノキの葉)
(クサネムの葉)
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。
ネムノキの記事はこちらからどうぞ
ネムノキの花・ネムノキを見た経験談を紹介しています。
クサネムを見た経験談
2026年7月18日、夏の花を目当てに、千葉県山武市・成東食虫植物群落を訪れる。
成東食虫植物群落に向かう途中、殿台の田んぼを通過していたとき、面白い形の葉っぱが目に入った。
「もしかしてクサネム?」と思い近づくと、クサネムの花が咲き始めであった。
(クサネムの花 2026年7月18日撮影)
(クサネムの葉)
クサネムの花はクリーム色に近い黄色であるが、大きさが1cmと小さすぎて、名前や特徴を知らないと、見逃してしまう。
しかし、クサネムの花がクリーム色に近い黄色で小さく、見ていると可愛く感じる。
(クサネムの花 2026年7月18日撮影)
またクサネムの花を観察していると、うつむいているように見えてしまう。
(クサネムの花 2026年7月18日撮影)
ちなみにクサネムの花を探すとき、葉っぱから探したほうが見つけやすい。
クサネムの草の高さは0.5~1mほどあり、小さな花と独特な形の葉っぱとのアンバランスさが、かえって存在感を引き立てる。
(クサネムの全体像)
クサネムの葉っぱは偶数羽状複葉で、小葉は20~30対、線状長楕円形。
ちなみに複葉とは、小葉(=葉身が2つ以上に分かれた葉のそれぞれ)が集まって、一まとまりになっている葉っぱをいう。
裏面は白っぽい。
クサネムの葉っぱは、名前の由来どおり、ネムノキの葉っぱによく似ている。
クサネムの葉っぱを観察していて、独特な形であり、見方によっては花より目立つ。
(クサネムの葉)
クサネムの葉っぱは暗くなったり、天気が悪くなると、閉じて睡眠運動をする。
ちなみにクサネムは、花の可愛さとは裏腹に、繫殖力が強く、駆除の対象となっている。
また農家にとって、クサネムは頭を悩ませる雑草である。
クサネムの花は咲き始めであり、開いているものを選んで、撮影することができた。
しかし、風が強すぎて、クサネムの花や葉っぱを撮影するのに一苦労であった。
今後の宿題として、クサネムの実を撮影することである。

(上記の2点ともクサネムの花 2026年7月18日撮影)
クサネム(マメ科)花期7~10月
分布 日本全土
放棄水田や河岸などの湿地に生える。
茎の上部で枝分かれする。
花は葉の付け根に咲き、花の中心に赤褐色の斑点(はんてん)がある。
ちなみに斑点とは、物の表面にまばらに散らばっている小さな点をいう。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)
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