・ヤマウコギの花を紹介しています。
ヤマウコギの花を初めて見た日
ヤマウコギの花を初めて見たのは、2021年5月10日で、場所は東京都八王子市・片倉城跡公園で見ることができた。
(ヤマウコギの花)
ヤマウコギの名前の由来
ヤマウコギの名前の由来は、山に生えるウコギであることから名付けられた。
中国では古くからヒメウコギのことを、唐音(とうおん)で「五加(ウコ)」と呼び、それに木である意味を加えて、「五加木(ウコギ)」と呼ぶようになった。
ヤマウコギの生えている場所
ヤマウコギの生えている場所は、自分が見た限りでは、標高の低い丘陵地の林内で見ることができた。
ヤマウコギを見た経験談
ヤマウコギの名前を知ったのは、2017年に、自分が見ている花ブログであった。
自分が見ている花ブログに、ヤマウコギの花が掲載されていて、地味であるが、花の形が面白いことから、見たいと思っていた。
2021年に入り、再び自分が見ている花ブログを見ると、東京都八王子市・片倉城跡公園に、ヤマウコギの花が咲いたことが紹介されていた。
これは見に行かなければと思い、東京都八王子市・高尾周辺で、ジャケツイバラの花を見た後、片倉城跡公園へ向かう。
園内を隈なく探し、二の丸広場に出ると、ボール状の花が、木全体にビッシリついている。
近づいて見ると、ヤマウコギの花が咲いているのを確認することができた。
(ヤマウコギの花)
ヤマウコギの花を初めて見て、地味であるが、ボール状の面白い形をしていた。
ヤマウコギの花を知らなければ、「これが花なのか?」と疑問になる。
(ヤマウコギの花)
ヤマウコギの花を探すとき、花が地味な黄緑色であるため、見逃してしまう。
そのときは、葉っぱの特徴を知るとよい。
ヤマウコギの葉っぱは、5枚の掌(てのひら)状についていることから、葉っぱの写真を見れば探しやすい。
(ヤマウコギの葉)
自分が見ている花ブログの掲載日より、日にちが経っていて、ヤマウコギの花は最盛期を過ぎていた。
しかし、つぼみの状態の花もあり、咲き始めのヤマウコギの花を探して、なんとか撮影することができた。
(ヤマウコギの花)
ヤマウコギ(ウコギ科)花期5~6月
分布 本州
ウコギと名のつく植物が日本には7種類あるが、その中の代表。
山野の林内や川沿いなどに生え、木の高さは3mほどになる。
枝には節ごとに鋭いトゲが生える。
葉は掌(てのひら)状複葉で、5枚の小葉からなり、10cmほどの長い葉柄がある。
花柄は5cmほどで、葉柄より短いので、花は必ず葉の下で咲く。
雌雄(しゆう)異株で、花の色は黄緑色。
雄花には5本の雄しべ、雌花には2本の花柱がある。
果実は球形で、9月ごろ黒く熟す。
若葉は山菜として、根からは漢方の五加皮(ごかひ)をとり、強壮薬とする。
(山渓フィールドブックス 樹木春夏編参照)
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