アオイスミレの花アオイスミレに似ている花との違いを紹介しています。

アオイスミレの花を初めて見た日

アオイスミレの花を初めて見たのは、2016年3月5日に、東京都八王子市・長池公園で見ることができた。

アオイスミレの花(アオイスミレの花 2024年2月29日撮影)

アオイスミレの名前の由来

アオイスミレの名前の由来は、葉っぱがフタバアオイの葉っぱに似ていることから名付けられた。
またアオイスミレの葉っぱは、徳川家の家紋となったフタバアオイに似ていることに由来している。
別名 ヒナブキ

アオイスミレの花言葉

アオイスミレの花言葉は、「温順」・「謙虚」・「慎み深さ」・「愛」・「純潔」・「誠実」・「小さな幸せ」

アオイスミレの生えている場所

アオイスミレの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の林下に群落で生えているのを確認することができた。

アオイスミレに似ている花

アオイスミレに似ている花との違いをまとめました。

タチツボスミレとの違い

厄介なのが、タチツボスミレの花に少し似ていて、植物観察を始めたときは判別が難しい。

違いはまず花の色

  • タチツボスミレ 紫色
  • アオイスミレ 淡い紫色

タチツボスミレの花(参考 タチツボスミレの花)

アオイスミレの花(アオイスミレの花)

また葉っぱの形も違い

  • タチツボスミレ 根元の葉っぱは心形・茎の葉っぱは上部で三角状になり、先はとがる
  • アオイスミレ 円心形で、両面に白い毛が密生する

タチツボスミレの葉(参考 タチツボスミレの葉)

アオイスミレの葉(アオイスミレの葉)

両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。

タチツボスミレの記事はこちらからどうぞ

マルバスミレとの違い

厄介なのが、マルバスミレの葉っぱによく似ていて、判別が難しいと感じる。

違いはまず葉っぱの形

  • マルバスミレ 葉っぱの先がとがり、ハート形に近い
  • アオイスミレ 円心形で、両面に白い毛が密生する

ケマルバスミレの葉(参考 マルバスミレの葉)

アオイスミレの葉(アオイスミレの葉)

また花の色も違い

  • マルバスミレ 白色
  • アオイスミレ 淡い紫色

ケマルバスミレの花(参考 マルバスミレの花)

アオイスミレの花(アオイスミレの花)

両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。

マルバスミレの記事はこちらからどうぞ

アオイスミレを見た経験談

2024年2月29日、アオイスミレの花を目当てに、東京都八王子市・高尾日影沢を訪れる。
沢沿いの道を歩いていると、林の下に淡い紫色のスミレの花が目に入った。
近づいてみると、アオイスミレの花が咲き始めであった。

アオイスミレの花(アオイスミレの花 2024年2月29日撮影)

アオイスミレの花が咲き出すと、春の始まりを実感する。
またアオイスミレの花は、スミレの花では最も早く咲き出し、スミレの季節到来である。

アオイスミレの花(アオイスミレの花 2024年2月29日撮影)

アオイスミレの花は、下向きに咲いていることが多い。
またアオイスミレの花の表情が個人的に大好きで、清楚な雰囲気がどこか落ち着く

アオイスミレの花(アオイスミレの花 2024年2月29日撮影)

アオイスミレの葉っぱは、名前の由来のとおり、タバアオイの葉っぱに少し似ている

アオイスミレの葉(アオイスミレの葉)

高尾のアオイスミレの花は咲き始めであり、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。

アオイスミレの花(アオイスミレの花 2024年2月29日撮影)


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アオイスミレ(スミレ科)花期3~4月
分布 本州・四国・九州
花の咲きはじめの頃は、葉が丸まっていることが多い。
花の形が他のスミレとやや異なり、側弁が何かを抱きしめるような形に見える。
またワサビをずっと細くしたような根茎がある。
他のスミレ類が満開となる頃には、新しい苗をつくっている。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)


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