
・ハマボッスの花・ハマボッスを見た経験談を紹介しています。
ハマボッスの花を初めて見た日
ハマボッスの花を初めて見たのは、2019年7月10日に、神奈川県三浦市・黒崎の鼻で見ることができた。
(ハマボッスの花 2025年7月20日撮影)
ハマボッスの名前の由来
ハマボッスの名前の由来は、全体の様子を仏具の払子(ほっす)に見立てたところから名付けられた。
ちなみに払子とは、僧が手に持つ、白熊(はぐま)や馬の尾、麻などをたばねて柄をつけた仏具をいう。
しかし、「ハマボッスの全体像が払子に似ているか?」と言われると、個人的に微妙としか言えない。
ハマボッスの花言葉
ハマボッスの花言葉は、「海への祈りを込めて」
ハマボッスの生えている場所
ハマボッスの生えている場所は、自分が見た限りでは、海岸の岩場や砂浜に群生しているのを確認することができた。
ハマボッスを見た経験談
2025年7月20日、ハマナタマメの花を目当てに、神奈川県三浦市・毘沙門海岸を訪れる。
海岸の砂浜を歩いていると、白色の小さい花が3輪ほど咲いている。
よく見ると、ハマボッスの残り花が咲いているのを確認することができた。
(ハマボッスの花 2025年7月20日撮影)
(ハマボッスの全体像)
ハマボッスの花は白色で、大きさは1~1.2cmと小さく、可愛い印象を受けてしまう。
またハマボッスは群生していることから、白色の花がたくさん咲いていると、海辺はお花畑と化す。
(ハマボッスの花 2025年7月20日撮影)
ハマボッスは『図鑑・山渓フィールドブックス』では、春の野草として紹介されている。
しかし、ハマボッスの花の最盛期は初夏~梅雨本番。
(ハマボッスの花 2025年7月20日撮影)
ハマボッスの白色の花が咲くと、初夏本番であることを実感する。
(ハマボッスの花 2025年7月20日撮影)
ハマボッスの葉っぱは互生し、長さ2.5cm・幅1~2cmの倒卵形~倒披針形で、厚くて光沢がある。
(ハマボッスの葉)
ハマボッスの実は直径4~6mmの球形で小さいが、真夏(7月)に入ると、赤茶色の実がたくさん熟している姿は立派。
(ハマボッスの実)
ちなみにハマボッスは、神奈川県・三浦半島の海辺で普通に見ることができる。
ハマボッスの花は終わりであったが、3輪咲いていたことが嬉しくて、夢中に撮影してしまう。
(ハマボッスの花 2025年7月20日撮影)
ハマボッス(サクラソウ科)花期4~7月
分布 日本全土
花の色は白色が普通だが、沖縄などには淡い紅色のものもある。
海辺に生える植物の多くは、葉にクチクラ層が発達していて光沢があるが、ハマボッスも例外ではない。
ちなみにクチクラ層とは、比較的かたい膜層で、水の蒸発を防ぐ、葉を保護するなどの役割がある。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)
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