・ヌマトラノオの花・オカトラノオとの違い・ヌマトラノオを見た経験談を紹介しています。
ヌマトラノオの花を初めて見た日
ヌマトラノオの花を初めて見たのは、2017年8月27日に、千葉県山武市・成東食虫植物群落で見ることができた。
(ヌマトラノオの花 2021年7月6日撮影)
ヌマトラノオの名前の由来
ヌマトラノオの名前の由来は、沼に生える虎の尾を意味し、湿地に生えるトラノオから名付けられた。
ヌマトラノオの花言葉
ヌマトラノオの花言葉は、「平静」・「思いがけない」
ヌマトラノオの生えている場所
ヌマトラノオの生えている場所は、自分が見た限りでは、湿地や沼に生えているのを確認することができた。
オカトラノオとの違い
厄介なのが、オカトラノオによく似ていて、判別が難しいと感じる。
1.生えている場所
- オカトラノオ 丘陵地の林下
- ヌマトラノオ 湿地
2.花序の付き方
- オカトラノオ やや曲がる
- ヌマトラノオ 直立する
(参考 オカトラノオの花)
(ヌマトラノオの花)
3.葉っぱの形
- オカトラノオ 長い楕円形~狭い卵形
- ヌマトラノオ 長い楕円形
(参考 オカトラノオの葉)
(ヌマトラノオの葉)
両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。
オカトラノオの記事はこちらからどうぞ
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ヌマトラノオを見た経験談
2024年7月13日、ヌマトラノオの花を目当てに、東京都町田市・神明谷戸を訪れる。
谷戸のヌマトラノオ自生地に向かう途中、ヌマトラノオの花が1株立派に咲いているのを確認することができた。
(ヌマトラノオの花 2024年7月13日撮影)
ヌマトラノオの白色の花は下から上に咲き、直立している姿は立派である。
(ヌマトラノオの花 2024年7月13日撮影)
またヌマトラノオの花の大きさは5~6mmと小さいが、白色で集まって咲いていることから、目につきやすい。
(ヌマトラノオの花 2024年7月13日撮影)
ヌマトラノオは群生していることが多く、花が一斉に咲いている光景は、圧巻の一言である。
(ヌマトラノオの群落 2021年7月6日撮影)
ちなみにヌマトラノオは開発や湿地の管理放棄などが原因で、地方自治体によっては絶滅危惧種に指定。
同じ仲間のオカトラノオに比べると、株数は少ない。
神明谷戸のヌマトラノオ自生地に行こうとしたが、前日の大雨の影響で、田んぼの畦(あぜ)はぬかるみ、通ることができず、手前のヌマトラノオ1株を撮影した。
(ヌマトラノオの花 2024年7月13日撮影)
ヌマトラノオ(サクラソウ科)花期7~8月
分布 本州・四国・九州
湿地に生える高さ40~70cmの多年草。
地下茎を長くのばしてふえ、茎の基部は赤みを帯びる。
葉は互生し、長さ4~7cm・幅1~1.5cmの倒披針状長楕円形で、先端は急に細くなってとがる。
茎の先に総状花序を直立し、白い小さな花を多数つける。
(山渓ハンディ図鑑 野に咲く花参照)
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