・ヒメドコロの花を紹介しています。
ヒメドコロの花を初めて見た日
ヒメドコロの花を初めて見たのは、2021年6月26日で、場所は東京都八王子市・九兵衛坂(きゅうべえざか)公園で見ることができた。
(ヒメドコロの花)
ヒメドコロの名前の由来
ヒメドコロの名前の由来は、葉っぱが同じ仲間のオニドコロより、細いことから名付けられた。
別名 エドドコロは、京都で江戸の産と考えられ、江戸野老と呼んでいたことによる。
ヒメドコロの生えている場所
ヒメドコロの生えている場所は、自分が見た限りでは、林下の金網のフェンスに絡まって、生えているのを確認することができた。
ヒメドコロを見た経験談
ヒメドコロの花を初めて見たとき、東京都八王子市・九兵衛坂公園で、カセンソウの花を探すことが目的であった。
しかし、カセンソウの花はまだ開花しておらず、公園内を散策していると、金網のフェンスに、オニドコロと思しき花が咲いていた。
花の名前がわからず、念のため被写体を撮影して、自宅に戻る。
図鑑やインターネットで調べると、葉っぱの形がオニドコロの葉っぱと明らかに違い、細長い形をしていた。
さらに葉っぱの形を調べると、ヒメドコロとわかり、断定することができた。
(ヒメドコロの花)
(ヒメドコロの葉)
ヒメドコロの花は植物観察に興味が無いと、花が地味で小さ過ぎるため、見逃してしまう。
ヒメドコロを含む、ヤマノイモ科は似たような花が多く、判別に苦労させられる。
ヒメドコロの花をオニドコロの花だと思い込んで、雑に被写体を撮影してしまったことに後悔してしまう。
しかし、ヒメドコロの花を見れたことは、とても嬉しかった。
今後の宿題として、ヒメドコロの花を5枚撮影することである。
(ヒメドコロの花)
ヒメドコロ(ヤマノイモ科)花期6~8月
分布 本州(関東地方以西)・四国・九州・沖縄
根茎は食べることができる。
山野にふつうに生えるつる性の多年草。
葉は互生し、長さ5~12cm・幅3~6cmの三角状披針形。
基部は心形で、張り出した部分がやや角ばる。
葉柄(ようへい)の基部には、小さな突起が1対ある。
ちなみに葉柄とは、葉の一部で、茎や枝につながる柄(え)の部分を指す。
雌雄異株。
雄花序も雌花序も垂れ下がり、淡緑色の小さな花をつける。
蒴果(さくか)には、3個の翼がある。
ちなみに蒴果とは、果実が熟すと、タネを覆う皮が裂けてタネが飛び散る果実を指す。
種子は楕円形で周囲に翼がある。
(山渓ハンディ図鑑 野に咲く花参照)
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