ヒメニラの花を紹介しています。

ヒメニラの花を初めて見た日

ヒメニラの花を初めて見たのは、2017年3月25日に、東京都八王子市・小仏川で見ることができた。

ヒメニラの花(ヒメニラの花 2023年3月19日撮影)

ヒメニラの名前の由来

ヒメニラの名前の由来は、小形のニラという意味から名付けられた。
ちなみに植物名に「ヒメ」と表記されるものは、小さいことを意味している。

別名 ヒメアマナヒメビル

ヒメニラの生えている場所

ヒメニラの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい山野で確認することができた。

ヒメニラを見た経験談

2023年3月19日、ヒロハノアマナの花を目当てに、東京都清瀬市・中里緑地を訪れる。

ヒロハノアマナの花を見ることができたので、緑地内のベンチで少し休んでいると、ボランティアの女性スタッフと花の話で盛り上がる。
花の話をしていたとき、ヒメニラが5本ぐらい生えている。と伺い、一緒にヒメニラを探す。

ヒメニラの花を探すとき、針の穴に糸を通すくらい難しい
スタッフがヒメニラの花を発見して、近づいてみると、花を確認することができた。

ヒメニラの花(ヒメニラの花 2023年3月19日撮影)

ヒメニラの花をよく見ると、ユリの仲間であるからか、花の頭の部分がチューリップに似ている。
しかし、ヒメニラの花を探すには、花が小さ過ぎて、生えている場所がわかっていてもウロウロしてしまう。

ヒメニラの花(ヒメニラの花 2023年3月19日撮影)

さらにヒメニラは、名前の由来のとおり、本当にニラより全体的に小さい。
またスブリング・エフェメラルの1つである。

ちなみにスプリング・エフェメラルとは、早春植物をいい、春に花と葉っぱが地上に出るが、夏には存在そのものが地上から姿を消している。

ヒメニラの花(ヒメニラの花 2023年3月19日撮影)

ヒメニラは分布域は広いが、珍しい植物で、国の絶滅危惧種に指定されていないが、地方自治体によっては絶滅危惧種に指定されている。

ヒメニラの花(ヒメニラの花 2023年3月19日撮影)

ヒメニラの花を見つけることはできたが、一眼レフカメラで、被写体にピントを合わせるのが一苦労であった。
また後からヒロハノアマナの花を目当てに、訪れた観察会の団体のかたも、ヒメニラの花を探すのに手こづっていた。

しかし、自宅に帰宅して、他の花ブログを見ると、ヒメニラの花を大きく撮影している写真を見て、悔しい思いをしてしまった。
今後の宿題として、ヒメニラの花を大きくわかりやすい被写体を撮影することである。

ヒメニラの花(ヒメニラの花 2023年3月19日撮影)


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ヒメニラ(ユリ科 APG分類ではヒガンバナ科)花期3~5月
分布 北海道・本州(近畿地方以北)・四国
山野に生える繊細な多年草。
わずかにニラに似た臭いがする。
鱗茎(りんけい)は卵形。
ちなみに鱗茎とは、地下茎の一種で、養分を蓄えて厚くなった葉がまわりに多数重なって球状になっているものをいう。
葉は花の茎の基部に2個つき、長さ10~20cmで、断面は三日月状。
花の茎は高さ6~10cmになり、先端に白色またはわずかに淡紅色を帯びた花を1個つける。
ときに花が2個つくものもある。
花被片(かひへん)は長さ4~5mmの長楕円形または狭卵形。
ちなみに花被片とは、大まかに花びらを指し、ランやユリなどの単子葉植物に見られる特徴である。
雄しべの無いものが多く、鱗茎が増える。
(山渓ハンディ図鑑 野に咲く花参照)


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