ヒメスミレサイシンの花を紹介しています。

ヒメスミレサイシンの花を初めて見た日

ヒメスミレサイシンの花を初めて見たのは、2022年5月15日で、場所は山梨県富士吉田市の梨ケ原で見ることができた。

ヒメスミレサイシンの花(ヒメスミレサイシンの花)

ヒメスミレサイシンの名前の由来

ヒメスミレサイシンの名前の由来は、同じ仲間のスミレサイシンの近縁で、花が小さいところから名付けられたとされている。

ヒメスミレサイシンの生えている場所

ヒメスミレサイシンの生えている場所は、自分が見た限りでは、標高1000m以上の針葉樹林の下に生えているのを確認することができた。

ヒメスミレサイシンを見た経験談

2022年5月15日に、春の花を探しに山梨県富士吉田市の梨ケ原を訪れた。
梨ケ原の裾野を歩いていると、林の下に白色のスミレの花が目に飛び込んできた。
近づいて見ると、葉っぱが完全に開いていたので、最初はシロスミレだと思った。

自宅に帰って、図鑑やインターネットの画像検索で調べてみると、シロスミレの葉っぱはへら形で細長い
もしかしたら富士山周辺にしか生えないヒメスミレサイシンか?と頭の中でよぎった。
ヒメスミレサイシンの葉っぱの画像検索をすると、葉っぱが完全に開いていたものが一致したので、ヒメスミレサイシンの花とわかった。

ヒメスミレサイシンの花(ヒメスミレサイシンの花)

本来ヒメスミレサイシンの花が咲いているとき、葉っぱは完全に開いていない
またヒメスミレサイシンはフォッサマグナ(中央地溝帯・ちゅうおうちこうたい)付近にしか生えておらず、分布域がかなり狭い。

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梨ケ原を出た後に、富士山レーダードーム付近の林の下の道ばたにも、ヒメスミレサイシンの花がたくさん咲いているのも見ることができた。

個人的にはヒメスミレサイシンの花は見たいスミレの花の1つであった。
純白といえるほどの白色の花が、図鑑やインターネットの画像検索で見て、どうしても見たいという願望があった。

意外なところにヒメスミレサイシンの花が咲いていたので、感動を覚え、カメラで撮影しやすい向きを調整しながらの撮影となった。

ただヒメスミレサイシンの花は白色なので、花の形をくっきり撮影するのが難しかった。
無事ヒメスミレサイシンの花を撮影することができた。

ヒメスミレサイシンの花(ヒメスミレサイシンの花)

ヒメスミレサイシンの葉(ヒメスミレサイシンの葉)


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ヒメスミレサイシン(スミレ科)花期5月
分布 本州(関東・中部地方)
生えている場所は亜高山の針葉樹林下や林縁。
草の高さは4~8cmで、花柄(かへい)や葉柄(ようへい)はスミレサイシンやアケボノスミレに比べて、細くてやわらかい。
ちなみに花柄とは、花を支える茎の部分をいい、葉柄とは葉っぱを支える茎の部分をいう。
葉は広げると、細長い心形で先はとがり、葉っぱにギザギザがある。
葉の両面とも毛が多い。
花の時期の葉は長さ2~5cm、花のあとやや大きくなる。
花は直径1.5cm前後。
唇弁(しんべん)には紫色のすじがまばらにある。
ちなみに唇弁とは、花びらの下の真ん中の部分をいう。
側弁の基部は無毛。
萼片(がくへん)の付属体には切れ込みがない。
ちなみに萼片とは、花の外側にある集合体をいう。
(山渓ハンディ図鑑 日本のスミレ参照)


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