・カイコバイモの花を紹介しています。
カイコバイモの花を初めて見た日
カイコバイモの花を初めて見たのは、2021年3月7日に、東京都八王子市・片倉城跡公園で見ることができた。
(カイコバイモの花)
カイコバイモの名前の由来
カイコバイモの名前の由来は、カイは山梨県の古名「甲斐(かい)」をいい、山梨県産のコバイモという意味で名付けられた。
カイコバイモの生えている場所
カイコバイモの生えている場所は、自分が見た限りでは、樹林帯の下に生えているのを確認することができた。
カイコバイモを見た経験談
2021年3月7日、カイコバイモの花を目当てに、東京都八王子市・片倉城跡公園を訪れる。
自分が見ている花ブログの情報を頼りに、公園内・片倉沢をウロウロしたが、見つけることができない。
片倉沢辺りを5分ぐらいウロウロしていると、双眼鏡を手に何かを見ているおば様がいたので、「花に興味がある方ですか?」と声をかけてみる。
すると「興味がある」と答えてもらえたので、カイコバイモの花が、どの辺りに咲いているか伺う。
カイコバイモの花は、双眼鏡を使用しないと見えない距離にあり、柵からの距離は2m以上あった。
おば様が所有していた双眼鏡を使用して、カイコバイモの花が咲いている場所を教わり、やっとの思いで、カイコバイモの花を見ることができた。
(カイコバイモの花)
カイコバイモの花は1.5~2cmと非常に小さく、柵からの距離が2m以上離れていると、咲いているのを肉眼でなんとか確認することが限界であった。
(カイコバイモの花)
片倉城跡公園のカイコバイモの花は、コンパクトデジタルカメラのズーム機能を最大にして、何とか撮影することができた。
おば様に出会わなければ、カイコバイモの花を見つけることは出来なかったと思う。
(カイコバイモの花)
カイコバイモ(ユリ科)花期3~4月
分布 本州(中部)
絶滅危惧ⅠB類(EN)
丘陵や山地の林内に、まれに生える多年草。
花の高さは10~20cmになり、上部の葉を5個つける。
下方の2個の葉は対生し、長さ4~6.5cmの披針形~広い披針形。
上の3個は輪生し、細かくて小さい。
花は花茎の先に斜め下向きに1個つく。
花被片(かひへん)は長さ1.5~2cmの長楕円形で、内側に紫色を帯びた網状の斑紋(ふもん)があるが、あまり目立たないものもある。
ちなみに花被片とは、ユリ科の場合は萼片(がくへん)と花びらの総称をいう。
花被片の基部から4分の1ほどのところに、黄色を帯びた腺体(せんたい)がある。
ちなみに腺体とは、葉っぱや茎の表面に見られる粒状のもので、多くは匂いを持つ物質や粘液などを分泌する。
(山渓ハンディ図鑑 野に咲く花参照)
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