・カントウタンポポの花・セイヨウタンポポとの違いを紹介しています。
カントウタンポポの花を初めて見た日
カントウタンポポの花を初めて見たのは、2016年3月3日に、神奈川県川崎市中原区・江川せせらぎ遊歩道で見ることができた。
(カントウタンポポの花 2024年3月16日撮影)
カントウタンポポの名前の由来
カントウタンポポの名前の由来は、生育地が関東地方に多いことに由来し、タンポポの語源は諸説あるが、一説には果実の綿毛から、タンポ穂という説が有力である。
別名 アズマタンポポ・センダイタンポポ
カントウタンポポの花言葉
カントウタンポポの花言葉は、「愛の神託」・「神託」・「真心の愛」・「別離」
カントウタンポポの生えている場所
カントウタンポポの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい道ばたに生えているのを確認することができた。
セイヨウタンポポとの違い
厄介なのが、セイヨウタンポポの花に似ていて、判別が難しいと感じる。
1.総苞(そうほう)・外側の反り返り
- セイヨウタンポポ 反り返る
- カントウタンポポ 反り返らない
(参考 セイヨウタンポポの総苞)
(カントウタンポポの総苞)
ちなみに総苞とは、花全体を基部で包む、うろこ状の集まりをいう。
2.花期
- セイヨウタンポポ 1年中
- カントウタンポポ 春
(参考 セイヨウタンポポの花)
(カントウタンポポの花)
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。
セイヨウタンポポの記事はこちらからどうぞ
セイヨウタンポポの花を紹介しています。
カントウタンポポを見た経験談
2024年3月16日、買い物に向かう途中、神奈川県川崎市中原区・江川せせらぎ遊歩道に立ち寄る。
遊歩道を歩いていると、タンポポの花が目につく。
近づいて総苞の外側を見ると、反り返っていないことから、カントウタンポポの花とわかった。
(カントウタンポポの花 2024年3月16日撮影)
(カントウタンポポの総苞)
カントウタンポポの花は、セイヨウタンポポの花に比べて、黄色が鮮やかである。
鮮やかな黄色の花は、春の季節にマッチしている。
(カントウタンポポの花 2024年3月16日撮影)
またカントウタンポポの花が咲き出すと、春が来たことを実感する。
(カントウタンポポの花 2024年3月16日撮影)
カントウタンポポは、セイヨウタンポポによく似ているが、全体的にピンと立っている印象を受ける。
カントウタンポポの葉っぱは、セイヨウタンポポの葉っぱに比べて、ほっそりしている。
(カントウタンポポの葉 丸い葉はホトケノザの葉)
カントウタンポポの花は見ごろを迎え、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。
帰宅して、カントウタンポポのことをインターネットで調べると、花が咲いた2週間前後に綿毛になることがわかった。
今後の宿題として、カントウタンポポの綿毛を撮影することである。
(カントウタンポポの花 2024年3月16日撮影)
カントウタンポポ(キク科)花期3~5月
分布 本州(関東周辺)
総苞片(そうほうへん)に三角状の突起があるのが特徴。
ちなみに総苞片とは、キク科では花を保護する葉をいう。
ふつう内片は外片の2倍以上の長さがあるが、多様の変異がある。
関西地方では総苞片に突起がなく、ほっそりとしたカンサイタンポポが普通である。
いずれのタンポポも根はゴボウ状の直根で、きんぴらなどに利用できる。
また根を煎って、コーヒーなどをつくる人もいる。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)
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