・キバナミソハギの花を紹介しています。
キバナミソハギの花を初めて見た日
キバナミソハギの花を初めて見たのは、2022年7月23日で、場所は東京都八王子市のふきつけ公園近くの道ばたで見ることができた。
(キバナミソハギの花)
キバナミソハギの名前の由来
キバナミソハギの名前の由来は、まず「ミソハギ」は和名は禊萩(みそはぎ)と書くが、生えている場所から溝萩との説もある。
また植物名の頭に「キバナ」と表記されているのは、おそらく花の色が黄色で、形が似ているところからと考えられる。
キバナミソハギの生えている場所
キバナミソハギの生えている場所は、自分が見た限りでは、道ばたに生えているのを確認することができた。
ミソハギとの違い
名前が被っている同じ仲間のミソハギとは花が異なっている。
まず花の色の違いで、ミソハギは紅紫色であるのに対して、キバナミソハギは黄色である。
また花の付き方にも違いがあり、ミソハギは集まって花が咲いているのに対して、キバナミソハギはミソハギよりまばらに花がつく。
ミソハギの記事はこちらからどうぞ
キバナミソハギを見た経験談
キバナミソハギの存在を知ったのは、2021年の夏に自分が見ている花ブログであった。
ただ2021年にキバナミソハギの花を見る機会は訪れなかった。
翌年の2022年に、再び自分が見ている花ブログで、キバナミソハギの花が咲いた写真と場所が細かく掲載されていた記事が紹介されていた。
2022年7月23日に東京都八王子市のふきつけ公園へ向かった。
現地につくと、最初は「公園内にあるのかなぁ」と思っていたが、公園を道路で隔てた電柱の近くに黄色の小さな花がたくさん咲いているのが目に飛び込んできた。
近づいて見ると、キバナミソハギの花が咲き始めであった。
(キバナミソハギの花)
キバナミソハギの花を初めて見たときは、確かにミソハギに花は似ている。
しかし自分が見た限りでは、同じ仲間のホソバヒメミソハギやキカシグサの花のほうに似ていると感じた。
またミソハギの集まった花の付き方と違って、キバナミソハギはまばらに花が咲いていた。
キバナミソハギはもともと園芸として植えられていたが、ふきつけ公園のキバナミソハギは、おそらく種が逃げて野生化したと考えられる。
草の高さもミソハギよりキバナミソハギのほうが高いと感じた。
(キバナミソハギの全体像)
陽気が暑いなか、キバナミソハギの花を見れたことを嬉しく思い、被写体を10枚以上撮影してしまった。
まさか電柱の近くにキバナミソハギが生えていたのにはビックリした。
無事キバナミソハギの花を撮影することができた。
(上の2点ともキバナミソハギの花)
(キバナミソハギの葉)
キバナミソハギ(ミソハギ科)花期6~8月
南アメリカ原産
小低木で、高さは1m。
株立ち状となり、茎は淡褐色で細く4~6cm・4稜(かど)がある。
葉は披針形で、全縁(ぜんえん)であり、対生する。
ちなみに全縁とは葉のふちが滑らかでギザギザが無いことをいう。
茎はいただかない。
花びらは6枚で丸く、しわがよったように見える。
果実はつぼ形の蒴果(さくか)で、6枚の萼片(がくへん)の先が角状になって残る。
ちなみに蒴果とは果実が熟すと、タネが覆う果実が裂けて飛び散る果実をいう。
また萼片とは花の外側にある集合体をいう。
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