・キンランの花・ギンランとの違い・キンランを見た経験談を紹介しています。
キンランの花を初めて見た日
キンランの花を初めて見たのは、2016年4月25日に、東京都八王子市で見ることができた。
(キンランの花 2021年4月19日撮影)
キンランの名前の由来
キンランの名前の由来は、黄色の花を金色に見立てたところから名付けられた。
キンランの花言葉
キンランの花言葉は、「華やかな美人」
キンランの生えている場所
キンランの生えている場所は、自分が見た限りでは、丘陵地の雑木林の下に生えているのを確認することができた。
ギンランとの違い
厄介なのが、同じような場所に生えるギンランに似ていて、判別が少し難しい。
1.草の高さ
- ギンラン 20~40cm
- キンラン 40~80cm
2.花の色
- ギンラン 白色
- キンラン 黄色
(参考 ギンランの花)
(キンランの花)
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。
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キンランを見た経験談
2024年4月29日、コミヤマスミレの花を目当てに、神奈川県相模原市緑区・中野山を訪れる。
中野山山頂付近を歩いていると、キンランの花が点々と咲いているのを確認することができた。
(キンランの花 2024年4月29日撮影)
キンランの花は黄色であり、似た花が多いラン科キンラン属では、1番区別しやすい。
また花同様に、草の高さが40~80cmあることから、全体の姿が立派。
(キンランの全体像)
キンランの花が完全に開いている姿は、「面白い花だなぁ~」と思ってしまう。
また花が集まって咲いているので、かなり目立つ。
キンランの花が咲くと、春が終わりに近づき、初夏が来ることを実感する。
(キンランの花 2024年4月29日撮影)
ちなみにキンランの花びら・下は模様が入っている。
花びら・下に模様が無いものをツクバキンランと区別する考えがある。
(キンランの花 2024年4月29日撮影)
キンランは花が綺麗であることから、盗掘の対象となっている。
上記のことから、国の絶滅危惧種に指定。
キンランを盗掘をして、栽培することは素人では難しい。
理由はキンランが生えている環境は、土地の土壌に関係するからである。
どの植物にも言えることは、自然に生えている植物は自然の環境でしか育たない。
中野山のキンランの花は見ごろであり、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。
(キンランの花 2024年4月29日撮影)
(キンランの葉)
キンラン(ラン科)花期4~6月
絶滅危惧Ⅱ類(VU)
落葉樹林内に生える多年草。
茎は高さ30~70cm。
葉は5~10個互生し、長楕円形で長さ8~10cm、基部は茎を抱く。
茎の上に、直径約1cmの鮮黄色の花を3~12個つける。
唇弁は黄褐色の隆起線がある。
ちなみに唇弁とは、くちびる状の花びらを指し、ラン科に多く見られる特徴である。
(山渓ハンディ図鑑 山に咲く花参照)
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