・キセワタの花・キセワタを見た経験談を紹介しています。
キセワタの花を初めて見た日
キセワタの花を初めて見たのは、2021年8月24日に、山梨県東部の山で見ることができた。
(キセワタの花)
キセワタの名前の由来
キセワタの名前の由来は、漢字表記だと「着せ綿」で、花びらの上部に白い毛が多くあり、それを「花に着せる綿」に見立てたところから名付けられたとされている。
キセワタの生えている場所
キセワタの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の草原に群生して生えているのを確認することができた。
キセワタを見た経験談
2021年8月24日、山の花見たさに、山梨県東部の山を訪れる。
山を登り、草原に着くと、自然保護の目的で野焼きしていることもあり、珍しい花を多く見ることができる。
草原を抜けて、少し谷合いの場所に差し掛かると、白と赤のコントラストの花が目に飛び込む。
近づいてみると、キセワタの花が咲き始めであった。
(キセワタの花)
キセワタの花を初めて見たときは、山の花で珍しい花を見ることができて興奮を覚えた。
また白色と赤色のコントラストが、自然に生えている花とは思えないほど綺麗であった。
それに反してキセワタの花の形は、どこか動物の顔のように見えて「面白いなぁ」と思った。
キセワタは草の高さが0.6~1mと意外と高いので、現地でキセワタを見たときは、思ったより草の高さが高いと感じた。
ただキセワタはどこにでもある植物ではない。
自分が行った山梨県東部の山もそうだが、野焼きなどある程度管理をしていないと絶滅してしまう恐れがある。
過去の話になるが、東京都八王子市の南高尾にもキセワタが生えていると、友達から教えてもらい、2019年8月に南高尾の山を散策したが、辺りに草が多く茂っていて、見つけることができなかった。
山梨県東部の山のキセワタの花が群落で咲いていたのには、本当にビックリしたのは今でも覚えている。
キセワタの花がたくさん咲いていたので、被写体に困ることなく、山の花で珍しい花に興奮して、30枚以上撮影してしまった。
無事キセワタの花を撮影することができた。
(上の2点ともキセワタの花)
(キセワタの葉)
キセワタ(シソ科)花期8~9月
分布 北海道・本州・四国・九州
絶滅危惧Ⅱ類(VU)
山地の草原に生える多年草。
葉は洋紙質で粗い毛があり、長さ5~9cmの狭卵形。
上部の葉腋(ようえき)に淡紅紫色の唇形花(しんけいか)を数個ずつつける。
ちなみに葉腋とは、茎や枝で、葉の付け根のすぐ上の部分をいう。
また唇形花とは、花びらが2つに分かれ、唇(くちびる)のような形をした花をいう。
花びらは長さ2.5~3cm。
(山渓ハンディ図鑑 山に咲く花参照)
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