・キツリフネの花・ツリフネソウとの違い・キツリフネを見た経験談を紹介しています。
キツリフネの花を初めて見た日
キツリフネの花を初めて見たのは、2016年9月10日に、東京都八王子市・高尾山で見ることができた。
(キツリフネの花 2024年9月30日撮影)
キツリフネの名前の由来
キツリフネの名前の由来は、漢字表記は「黄釣船」で、細い花柄に吊り下がる花が黄色い釣り船に見立て名付けられた。
学名 ノリ・タンゲーレは「私に触れるな」という意味で、触ると種子が弾け飛ぶことによる。
別名 ホラガイソウ
キツリフネの花言葉
キツリフネの花言葉は、「私に触らないで」・「期待」・「安楽」・「じれったい」
キツリフネの生えている場所
キツリフネの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の林下・湿り気のある場所に群生しているのを確認することができた。
ツリフネソウとの違い
厄介なのが、ツリフネソウの花に形がよく似ている。
1.花の色
- ツリフネソウ 紅色
- キツリフネ 黄色
2.花の付く位置
- ツリフネソウ 葉っぱの上に突き出して咲く
- キツリフネ 葉っぱの下に咲く
3.花の後ろ距(きょ)の形
- ツリフネソウ 丸まる
- キツリフネ まっすぐ伸びる
ちなみに距とは、花の後ろに突き出した中空の角状をいう。
(参考 ツリフネソウの花)
(キツリフネの花)
両者の違いは、花の色を確認すれば、間違えることは無い。
ツリフネソウの記事はこちらからどうぞ
ツリフネソウの花・ツリフネソウを見た経験談を紹介しています。
キツリフネを見た経験談
2024年9月30日、秋の花を探しに、東京都八王子市・長池公園を訪れる。
公園内・第2デッキをウロウロしていると、黄色の大型の花がたくさん咲いている。
よく見ると、キツリフネの花がちょうど見ごろであった。
(キツリフネの花 2024年9月30日撮影)
キツリフネの花は、初夏の終わりには咲き出している。
(キツリフネの花 2024年9月30日撮影)
またキツリフネの花はツリフネソウの花同様にたくさん咲くことから、かなり目立つ。
(キツリフネの花 2024年9月30日撮影)
ちなみにキツリフネは、全体に毒が含まれている。
キツリフネは地方自治体によっては絶滅危惧種に指定されている。
花がたくさん咲いている姿をよく見るので、絶滅危惧種とは意外であった。
長池公園のキツリフネの花はたくさん咲いていて、被写体を選ぶのに迷うほどであった。
今後の宿題として、キツリフネの花の後ろ・距の形を撮影することである。
(キツリフネの花 2024年9月30日撮影)
(キツリフネの葉)
キツリフネ(ツリフネソウ科)花期7~9月
分布 北海道・本州・四国・九州
山地の湿り気のある場所に生える。
沢のそばや川のほとりなどに多く、細い流れなどでは水面を覆い隠してしまうほど繁茂する。
日当たりのよい場所を嫌い、やや日陰になるような場所を好むので、まばらな林下や林縁に多い。
高さは60cmほどになり、花を吊り下げる。
花の内部には赤い斑点があり、後ろを突き出た距は下に垂れ下がる。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)
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